2021年08月01日

第121回 日経平均は買い場?ヒンデンブルクオーメンの考え方


こんにちは。ケロルです。


相変わらずサラリーマン業で息が詰まる大変な状況が続いておりますが、、


トレードは私にとって非常に重要な収益源であるとともに、ライフワークとして追求し続けるものです。今週も分析を共有しますね。



先に本日の要点:


1.米国株ヒンデンブルクオーメン点灯?McCllelan Oscillatorのマイナス転換はあまり重要視する必要がなさそう。


2.日本株は先週から見方変わらず。秋の上昇を見込んでそろそろ買い場か。


3.油断は禁物だが、ヘッジを入れながら手堅く稼いでいこう。



「ケロルさん、ヒンデンブルクオーメンが点灯したそうです」


読者の方から教えていただきました。米国株S&P500指数でヒンデンブルクオーメンが点灯したそうです。

米国株は崩れるのか?もしそうだとしたら日本株も買い場ではないのですが・・・


私はこのタイミングでヒンデンブルクオーメンは信用しないほうが良いと考えています。


ヒンデンブルクオーメンを構成する最大要素として、Mccllelan Oscillator(マクレラン・オシレーター)を見ていきましょう。

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今回、週足のMcCllelan Oscillatorがマイナスに転じたことが、ベアトレンドへの先行サインではないか?というわけです。


ちなみに、McCllelan OscillatorMは、一定期間の上昇銘柄と下落銘柄との割合を示したものとお考え下さい。


上昇の最終局面では、多くの銘柄で利益確定が始まりマクレラン・オシレーターもマイナスになることが多いです。


一部の銘柄の上昇により指数が上昇を続けている状況、という事ですね。


だから指数が上昇しながら、マクレランオシレーターがマイナスになった状態は、将来の大きな下落に先行して発生する、と言われているわけです。


では、もう一度同じ絵を出しますが、本当にマクレラン・オシレーターはワークしているでしょうか?

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確かに、2018年2月の暴落や、2020年2月の暴落の前には、確かにマクラレン・オシレーターが先行してマイナスに沈んでいます。


ただし、マクラレン・オシレーターがマイナスになったからと言って、すべての場合で大きな下落になっているか?と言えば、全く違いますよね。


むしろ指数が上昇する途中の小さい押し目であることも多いです。


特に、今年の相場は2013年に似たファンダメンタルズ環境だと申し上げてきましたが、2013年の相場では、マクレラン・オシレーターも、ヒンデンブルクオーメンも全く役に立たなかったです。。


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したがって、私個人の分析としては、マクレラン・オシレーターやヒンデンブルクオーメンはそれ単体で信用してはいけないと考えています。


いつも当ブログで書いている、「OECD景気先行指数」の循環や、日経平均週足のスローストキャスティクス、FRBの政策方針(マネタリーベース)などを、優先して投資プランに取り入れたうえで、


マクレラン・オシレーターのような騰落系(Breadth)指標を追加の参考情報として見るべきだと考えています。



したがって日本株の投資戦略は先週から継続したいと考えています。


基本的には先週と同様の予想を継続しています。


実際に先週1週間は予想通りにジグザグのレンジ動作になりましたね。

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また、週足のスローストキャスティクスは、日経平均が「買い場」であることを示しています。


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日経平均を仕込んで良いと考えています。


中期的な目線としては、これから年末にかけてエリオット波動の5番をつけに行き、来年1-3月期には下落・調整相場に入るのではないか、というのがメインシナリオです。

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個人投資家のトレードは確実に、コツコツ、ゆったりを目指そう


上記の通り、今後の可能性の高い動きを分析しました。


しかし、何度も申し上げる通り、投資家は「テールリスク」=「発生確率が極めて小さい重大なリスク」が発生した場合でも、退場に追い込まれるようなリスクの取り方をしていけません。


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今回もこの後 上昇局面となる可能性がとても高いのですが、万が一の暴落にも備え、基準線より下側ではヘッジも少しは入れておくのが無難です。


もしくは、コントロールできる範囲で買い玉を少しずつ買っていけばよいと思います。


短期でレバレッジを掛けた勝負をするのであれば、基準線より上で大きく上昇している最中に順張りで買っていく方が簡単で安全だと思います。


個人投資家は月間単位で利益を確定する必要はなく、年間単位で確実にお金を増やしていければよいわけです。


過剰なリスクをとって退場に追い込まれない限り、トレードで毎年お金を増やしていくことは決して難しいことではありません。


私の場合ですと、持っているお金の半分を投資やトレードに回し、20%くらいの年間リターンを期待しています。


多くの読者の方が10Mくらいの資金で運用されているようですが、年間2Mくらいをコンスタントに稼げれば良いですね。



本日の内容は以上です。



いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。


今週も感謝を忘れず、人生を楽しみましょう~





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keroinvestment at 18:27|PermalinkComments(2)

2021年07月24日

第120回 年末高はある?8月は買い場か?


こんにちは。ケロルです。


相変わらず勤務先の銀行が大変な状況にあり、今週末も休日勤務の最中です。。


とはいえ毎週読者の方々からもご意見や質問をたくさんいただいていることが大変励みとなっています。できるだけブログも毎週更新していこうと思います。


大局観は変わっていませんが、今週はチャートパターンから日経平均株価を見ていきたいです。



先に本日の要点:


1.季節性的に、8月は値幅調整&もみ合いからの、年末高になるパターンが非常に多い。
今年も同様のパターンを予想。


2.スローストキャスティクス的にはもう少しジグザグ調整を期待したいが、いずれにせよ買い場は近いのか?


3.景気循環は好況期の最中。すぐに先行指数が崩れる可能性が低いという分析が前提にある。



8月の日経平均パターンは?


日経平均は、季節性や景気サイクルにとても敏感です。


逆に言えば、日経平均を分析することが、世界の景気や投資家のリスク選好度などを分析することにもつながります。


だからこそ当ブログはもちろん、その前身となるブログでも、私は日経平均の分析を一番重要視してきました。


過去の8月パターンを見ていきましょう。

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8月は調整になることが多いですね。


ただしそのあと、秋に需給が好転したタイミングでは大幅上昇しているパターンがほとんどです。


次に日足で見ていきましょう。今年に日足チャートが近いパターンとして、2019年の夏場を見ていきます。

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5月から調整に入り、8月にはジグザグで値固めした後、9月以降に大きな上昇トレンドに発展しました。


基本的には、今年も同様の展開を予想しています。

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ただし、可能性が高いのはもちろんなのですが・・・・


そのパターン一択に賭けるのではなくて、基準線より下側ではヘッジのショート回転もしながら、少しずつジグザグで買いを仕込んでいくのが良いと思います。


確率は低いとしても、万一暴落に発展したときに致命傷を負わないように、という事になります。


週足のパターンは?


週足のスローストキャスティクス(K=15,SlowD=3)は33ですね。


景気サイクルが良い時に25以下では買い場との判定になります。


景気サイクルが後退期であれば、20以下で買い場と判定しています。


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ただし金融政策のサイクルで考えると、今年は2013年に近い時点にいると考えているのですが、


2013年の様に、ストキャスティクスが25以下まで調整せずに、年末ラリーを迎えることもあり得ます。


今は景気先行指数が好況期にあるので、基本的にはスローストキャスティクス25以下の買い場を待ちたいところですが・・・

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いずれにせよ、日足チャートを見ながら、ジグザグ調整になっていくのであれば、少しずつ買いを仕込んでいっても良いと思います。


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ちなみに27,000円水準が今年の安値だとした場合、上値は34,000円くらいになる可能性が高いです。


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だいたい年始の価格の25%が、年間の高安値の幅になることが多いです。


今年は6000円~7000円くらい高安値で動く可能性が高い、と考えておきたいです。


もちろん、27,000円水準が今年の安値になったのかはまだわかりませんが・・・


秋に大幅上昇が発生したときに、「日本株がこんなに上がるはずがない!」とか言わずに、「それが普通だ。」と考え、適切に買いでついていけるようにしたいですね。



本日の内容は以上です。



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今週も感謝を忘れず、人生を楽しみましょう~





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keroinvestment at 20:33|PermalinkComments(0)

2021年07月17日

第119回目 日本株の調整はどこまで?


こんにちは。ケロルです。


相変わらずブログがあまり更新できておりませんが、最近相場が少し動いているので今の見方を書いておきますね。


日本株の調整が続いていますが、1-3月や7-8月あたりは季節的にも弱含みやすいので、もう少し注意が必要かもしれませんね。



先に本日の要点:


1.日本株は2020年3月ボトムから1年間上昇後、セオリー通り調整が継続している。


2.景気先行指数の上昇モメンタムは維持されていることから、やはり調整後年内再上昇シナリオをメインと考えたい。


3.金融正常化にはFRBも慎重なスタンスだが、いずれにせよゴールドにはしばらく厳しい相場が来るか。




日本株の調整相場自体はセオリー通りだが・・・


2021年の私の当初予想では、2020年3月ボトムから1年間上昇した後は大きめの調整が入りやすい、というものでした。


だいたい2013年の様な相場になるかもしれない、と書いていました。

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現時点で、あながち外れていない感じですが、現在(2021年7月時点)の調整はもう少し続くかもしれません。


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理由の1つとして、7-9月期は株価、特に日本株が調整しやすい季節性があります。


また、上図のスローストキャスティクスを見ると、もう少し週足ベースで調整し、売られ過ぎ(25以下)まで調整する場面がありそうな気がします。


ここからの調整がさらに値幅を伴うものなのか、横ばいでの日柄調整になるのかはわかりませんが、


もう一段調整があっても耐えられるように、基準線より下ではヘッジ戦略を取り入れるというのが当ブログでの戦略でしたね。


ただし、日本の景気先行指数はまだ「好況期」にあり、勢いを失っていません。

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景気先行指数に見る景気循環の局面でも、2013年に近い環境に見えます。


まだ6月末時点で景気先行指数の上昇モメンタムが失われていないことや、サイクルの関係からも、今年の年末あたりまで好況期が継続する可能性が高いとみています。


参考までに、先進国の景気循環にとって先行性が高いとされる中国の指数も、まだ弱っていません。

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日本やアメリカの景気先行指数が反落基調、すなわち「後退期」に入るには、もう少し時間の猶予があると私は見ています。


このような見方をしてますので、今年は2015年の様な夏場の大暴落の可能性は起こらないとみています。


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もう少し値幅調整が入る可能性が高いと思っているのですが、週足のスローストキャスティクスが売られ過ぎ水準(25以下)まで来たら買い場かな?と考えています。


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ただし、先ほども申し上げた通り、どこまで値幅調整が入るかは不明のため、日足の基準線より下側では、ヘッジのショートも断続的に入れるようにしています。


また今年の年間値幅は5500円から7500円くらいになるとみていますが、まだ高安値で3500円くらいしか動いていません。


※年間値幅は、年始の価格に対して約25%前後になることが多いです。


この後夏場さらに下値を試す、あるいは年末に大きく上値を試す、あるいはその両方が起こりえることも頭に入れておきたいです。


ちなみに当ブログで推奨しているリピートIF DONEの場合、基準線より下側では広めの間隔で売り買い同時リピートが良いですね。


今年はすでに15%~20%くらいリピートIF DONEで増やしている方も多いと思います。


私も今年は50MほどリピートIF DONEで運用しており、すでに今年20%くらいの資金増ができ、普通預金に移したので、ここからはあまり無理しないようにしたいです。


(私はカエルですが、一応サラリーマンで「偉いさん」をやっていることや、そのほかの投資手法による収入もありますので・・・・)


リスクを取り過ぎず、落ち着いて継続しましょうね。


ゴールドですが、上下大きく動いていますね。


パウエル議長のテーパリングに対する発言で一喜一憂しているようにも見えます。


ただし、起こっていることは、過去の相場と同じだと見ています。


2013年にゴールド相場はテーパリング観測を受けて大きく下落しましたが、ピークを付けたのは2011年です。

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ファンダメンタルズの変化よりも、プレーヤーが先読みして積み上げたポジションの限界が先に来るので、投機的な相場は常にファンダメンタルズより先行するというわけです。


今回も、ピークを付けたのは2020年中であり、その後は2011年~2012年の様に高値圏の持ち合いとなっています。


パウエル議長はテーパリングについては慎重な姿勢を再び見せたので、ゴールドは反発しましたが、


大きな方向性として、ここからは実質金利は少しずつ上昇していき、テーパリング開始時期が見えてきた段階で、ゴールドが大きな調整を迎える可能性が高いとみています。


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製造業景気指数などが非常に強い動きを見せている中で、このレベルの実質金利を延々と続けることはFRBとしても選択しないはずです。


長期的にはインフレやマネタリーベース拡大によりゴールドの価格は切りあがっていくとみていますが、短期的には更に下落をする局面もあるとみていますので、


ゴールドも基準線より下では売りヘッジを入れつつ、大きく下がった場面では少しずつ長期の玉を買っていく、というスタンスが良いと考えています。


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本日の内容は以上です。



いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。


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keroinvestment at 18:21|PermalinkComments(0)

2021年06月13日

118回目 株価の周期と調整幅を考える


こんにちは。ケロルです。


今週は少し長期的な目線で株式相場を見ていきます。



先に本日の要点:


1.周期的にはやはり2022年1-3月期に株価がピークをつけやすい。


2.「バブル+利上げ」が同時に起こると長期的な下落相場になりやすいが、2022年にこの条件がそろうかは微妙。メインシナリオは2014年以上、2016年以下の調整。


3.まだ日経平均は2021年の年間値幅を使い果たしていない。好況期なので基本的には秋から年末にかけて高値更新を期待する。




株式相場の中期的な周期を考える。


日本やアメリカの景気先行指数は引き続き好況期にあります。


今日はいつもと違ったグラフです。

景気先行指数の相対値を推移グラフにしました。

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3-4年周期の在庫循環で景気先行指数が動いており、これは株価とも連動しています。


また10年に1回は大きなリセッションが起きていますね。

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同期間の株価です。景気先行指数とリズム的には連動しているのですが、調整の深さはまちまちですね。


大きく値幅調整するときもあれば、月足レベルではほぼ横ばい調整で終わることもあります。


ここで重要なのは、2001年のITバブル崩壊、2008年のリーマンショックのように、長期的に下落するような相場になる前というのは、「バブル」と「利上げ」が同時に起こっています。


あとは、2016年、2018年は全然バブルではなかったですが、調整幅が大きくなったのは、利上げがあったためです。


次に日本です。

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景気先行指数の上下は、アメリカよりもはっきりしていますね。


日本は製造業の占める割合が大きいので、より在庫循環に左右されやすい経済と言えます。


株価の上下もはっきりしていますね。上級者向けと言えます。


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かなりアメリカの政策に依存しますが、特に2012年は政府・日銀の政策が緩和的ではなかったので、株価は低迷しました。


では、2021年ここからの相場はどうなるでしょうか??


まず周期的には、現在の強気相場は2022年1-3月期にピークをつける可能性が高いと考えています。

この点は以前から同じですね。


では一旦ピークアウト後の調整幅はどうなるのか??ですが、


バブルが発生しているか?という点は、難しいです。


アメリカのS&P500予想PERは、予想EPS(一株利益)が上方修正されることで、若干ピークよりも落ち着きを見せ始めています。


とはいえ、コロナ前のPER 18倍台から見れば、現在は21~23倍程度であり、相対的には割高、ただしITバブル時ほどは割高ではないという状況です。


したがって、バブルを抑制するためにすぐにFRB利上げを進める政策には少なくともならないと考えています。


また、現在懸念されているアメリカの物価指数についても、先週述べた通り、少なくともFRBが急進的に利上げを始めるという事は無く、ゆっくりと流動性供給を引き下げていくものと思われます。


つまり、2022年以降の相場として、ITバブル崩壊時やサブプライム住宅ローンバブル崩壊時のような酷いマーケットになるリスクはかなり小さいと思います。


ただし、景気先行指数の悪化局面に入れば、それなりにバリュエーション調整は起こるでしょうね。。


個人的なイメージですが、株価は2014年の景気減速局面よりは調整が大きくなり、2016年ほどは大きな調整とはならない、というくらいのイメージです。


日経平均株価の場合、15~20%くらいの調整局面が2022年にあると考えておきたいです。


まあその前に、2021年の日経平均相場は、まだ年間の値幅(期初価格の 25%程度)を使い果たしていません!

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基本的には好況期のため、秋~年末にかけて上値更新を期待するほうがよさそうです。


もし27000円水準が今年の安値なのであれば、高値34000円くらいが見込めるわけですが・・・そんなに行くかな?


もしかしたら夏から初秋にかけて27000円を割り込むような少し深めの調整があるかもしれませんね。



本日の内容は以上です。



いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。


今週も感謝を忘れず、人生を楽しみましょう~





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2021年06月06日

117回目 アメリカインフレは本当に心配?


こんにちは。ケロルです。


勤め先の銀行の仕事が忙しく、2週間ブログをお休みいただいてました。


今週は今市場のテーマになっているアメリカインフレについて考えます。



先に本日の要点:


1.景気循環はバリバリの好況期、まだすぐには折れないと思われる。


2.アメリカインフレは心配し過ぎない。実質金利をみて政策の方向性と深度を考えよう。


3.個人投資家は難しい情報にとらわれず、チャートでシンプルに投資しよう。




バリバリの好況期・・まだ調子は良さそう。


日本やアメリカの景気先行指数は引き続き好況期にあります。


株価以外の先行指数も伸び傾向で、まだ折れる気配はありません。

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世界経済に先行する中国の指数もまだ伸びているので、当初予想通り、来年の1-3月期くらいまで好況期が継続する可能性が高いと私は考えています。


景気循環が好況期にある限り、株価が長期間暴落する懸念はありません。


逆に急落がチャンスになることが多いです。


アメリカのインフレは心配すべき?


アメリカのインフレが心配されているようですね。


なぜ心配かというと、インフレになった場合、中央銀行が量的緩和を縮小したり、利上げをしてインフレを抑制しようとするからです。


テイパリングや利上げはお金の量を減らすことであり、株式市場や商品市場にとってはマイナスです。


ただし、データを見ると直近、実はそれほど心配はいらないのかもしれません。


中央銀行の政策は、実質金利を見ながら名目金利を操作することです。

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目先は、実質金利は低水準に抑制されています。


つまり景気回復傾向は鮮明になりつつあるけれど、中央銀行は決して急激な政策を打つのではなく、少しずつ実質金利を切り上げさせようとしていると思われます。


期待インフレの水準も、過去10年の上限に近づきつつありますが、まだ極端な水準を見ているわけではありません。

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したがって、2013年のテイパータントラムのような極端な金利反応を示す可能性は低いと考えています。


とはいえ、方向性としては、景気回復に合わせてFRBも少しずつ実質金利を引き上げていくでしょうから、特にコモディティには注意です。


ゴールドは、短期的(1,2年スパン)では実質金利との相関性が非常に高いため、いったん大きめの下落があってもおかしくないとの見方に変わりはありません。

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私は、今回のゴールド上昇で、少しずつゴールドのポジションを利益確定しています。


とはいえ、超長期的にマネタリーベースが拡大していく傾向にも変わりないと思いますので、長期投資としてのゴールド保有は一定の分があります。

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株価に関しては、特にアメリカ株に関してはテイパリング観測が良い押し目になる可能性もあり、テイパリング議論で悲観的になり過ぎないようにしたいです。


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先ほど述べた通り、景気循環が悪化しないうちは、株価は底堅いです。



機関投資家の知識は個人投資家の役に立つ?


ここからは読者さまからの質問にお答えするコーナーです。


Q:機関投資家の知識は個人投資家がトレードするときも必要ですか?


A:要りません。



確かに、景気循環の考え方や金融政策についての考え方、大手証券会社の手口分析など、機関投資家としての経験が個人投資家としてのキャリアに役立つ面もあります。


しかし機関投資家の持っている情報など、個人投資家は無くても良いのです。


月間や四半期ごとにプラスの成果を求められる機関投資家と違い、個人投資家は年単位でお金を増やせればよいのです。


1回1回完結するトレードでプラスを積み上げるというよりは、「ゆったりお金に稼いでもらう」考え方の方が再現性が高いです。


具体的には、

・株式インデックスの買いをメインに投資する。

・ファンダメンタルズではなくチャートをメインに投資判断する。

・ドローダウン(途中の凹み)を許容できるリスク量で投資する。

・大きな下落時のドローダウンを少しでも軽減するヘッジ戦略を取り入れる。

・戦略はできるだけシンプルにする。

・長い時間軸で投資する。



これらを踏まえ、私はリピートIF DONEの修正版をお勧めしてきました。

前回ブログでも書いています。




おススメの戦略は、基準線の上か下かによって2パターンを使い分けるというシンプルなものです。


私は現在4パターンを使い分ける戦略も試しでやっていますが、2パターンよりもドローダウンが軽減することがわかりました。


ただ、シンプルさを優先するのであれば、2パターンで十分ですよ。


年間+20%くらいを目指して、まったり行きましょう。




とにかく油断せず着実にやっていきましょう。



本日の内容は以上です。



いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。


今週も感謝を忘れず、人生を楽しみましょう~





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