2020年05月03日

【GW特集号:日銀ETF倍増で爆上げはある??】コロナ不況下のマクロ戦略その1


こんにちは。ケロルです。



今週はいつものポジショントークに加え、マクロな経済や政策について考えていきます。



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1.コロナ不況下のマクロ戦略!


(1)チャート分析!


(2)日銀のETF買い支えはどこまで効果的??


(3)日経平均の年間パターン分析と戦略の作り方


2.5月4日週の見通しと戦略
=============






1.コロナ不況下のマクロ戦略!


(1)チャート分析!



私はグローバルなマクロ投資戦略を考えるうえで、日経平均のチャートパターン分析を特に大事にしています。


日経平均は、「世界の景気敏感銘柄」です。


また、とても特徴的な日柄パターンで動いており、チャート分析がとても有効です。


もちろん、テクニカル分析は一種の「アート」ですから、私の「経験則」や「ポジショントーク」の域は出ませんが・・・


とにかくまずは、チャート分析をやっていきましょう。



長期の週足です。


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アベノミクス以降、初めて200週移動平均を大きく割り込んでいます。



もう少し拡大してみます。

無題


ここ数年間は20,000円~24,000円のレンジで推移してきましたが、


それを大きく下抜けてしまい、逆に20,000円以上の価格帯が抵抗になっています。


また、より短期の移動平均が下向きに迫っていますので、下落圧力は強いと言えます。


長期のチャート分析の観点からは、高値に向けてV字回復はかなり可能性が低いと言えます。


やはり、メインシナリオとしては、年内に再度下落局面があると考えておきたいです。



そのうえで、「低迷相場が長期間続く」のか、「2番底を付けて大きく上昇する」のか、考えていく必要があると思います。



予想外の上方向は「サブシナリオ」
として考えておきます。





(2)日銀のETF買い支えはどこまで効果的??


そうはいっても、日銀が株式ETFを「超爆買い」するので、ガンガン上がるのでは?というご質問をたくさんいただきます。


私の分析結論としては、


日銀ETF買いは短期的に下げ圧力を逓減させるが、


長期的にはファンダメンタルズを無視して株価を押し上げることはできない。



と考えています。


以下データを見て考えましょう。

4


2017年12月以降だけでも、14兆円も日銀がETF買ってる・・・


累計35兆円くらい、4月はたった1か月間で1.2兆円も買っています。


日本の市場規模から考えると、「前代未聞の異常な介入」です。


日銀買いによって、短期的に相場が下がりにくくなるのは間違いありません。


ショートカバーによる上昇も入りやすいです。




しかし、過去年間6兆円ペースで買入てきた結果というと・・・・下図をご覧ください。



日銀がETF買入を強めるとともに、日経平均のPERは低下してきました。



日銀が買うからといって、世界の投資家は日本株を魅力的な投資とは思っていないようです。


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なお、直近のPER急上昇は、企業収益急減少によるものです。



次に下図は、「裁定買い残」から「裁定売り残」を差し引いたものです。
(単位は枚数)

1


裁定残高はずっと「マイナス水準では長期間推移できない」と言われてきました。


しかし現実は、あたかも日銀ETF買いに対抗するかのように、裁定残高は2019年以降大きくマイナス水準で推移しています。



つまり、「もうこの水準まで裁定残高が低下したから、売られない」という事は言えないと思います。


もちろん、裁定残高が急低下した後は、一時的なな巻き戻しによる上昇には注意が必要ですよ。



もう少し細かく見ます。


以下は「裁定買い残」の推移です。

3


2019年以降、歴史的な最低水準に張り付いています。


歴史的には、この水準まで買い残が減った後は、まもなく上昇に転じてきました。


でも、今回コロナショックで株価は2019年の安値を大きく割り込んでいます。


やはり裁定買い残だけで買い場を当てることは、無理があるようです。


次に裁定売り残です。

2


裁定買い残が歴史的な低水準で張り付く一方で、売り残が増えることで、日銀ETFの増加とバランスを取っている格好になっています。


2019年以降、どんどん売り残が増え、歴史的には見たことのない水準になっています。


やはり、日銀は短期的な需給改善には一役買っているが、株価水準をファンダメンタルズを無視して「長期的に」押し上げているとは言いづらいですね。



投資家としては、常に下がった後の反発を警戒しつつも、日銀買入だけで投資判断しないようにしたいです。



「チャート分析」や「景気循環」「市場のテーマ」を重視して引き続き投資やトレードをしたいです。




(3)日経平均の年間パターン分析と戦略の作り方



いつもは3,4年周期の景気先行指数の循環を考えています


日経平均の分析には、特に日本とアメリカを見るのが大切です。


今回は、3,4年の周期では説明できない「リーマン級」がいきなり来たため、


この分析は「現在は一時的に」あまりアテになりません。


1


日本は、もともと景気先行指数が落ち込んでいましたが、


今回のコロナウイルスで「とどめ」を打たれました。



一方アメリカ。

2


アメリカは3,4年周期では「回復期」にすでに入っていましたが、コロナウイルスで一気に悪化しました。



ここからどの程度回復に時間がかかるかを判断するにあたっては、一応材料の一つとして景気循環を見ていきます。




年間のパターンをざっくりと考える


ざっくりと年間パターンは3パターンが多いです。


これらの組み合わせで、長期の相場が作られていきます。
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では今年はどのパターンなの?


2017年は「強気型」、2018年は「弱気型」、2019年は「ボトム型」でしたね。




先ほどの中長期チャートを見るに、2020年は「弱気型」または「ボトム型」になりそうです。


私は2018年に近い「弱気型」をメインシナリオと考えています。



また、年間値幅が、通常は「20~25%程度」「4,000~5,000円程度」が普通です。


今回コロナショックで8,000円も一気に下がりましたが、


その後の戻り幅としては、だいたい4,000円程度と見ていたわけです。


したがって、先物安値15850円から考えて、戻り目途は以下だと以前のブログでも申し上げてきました。


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コロナショック下落に対する

1.38.2%戻し = 19,000円

2.50%戻し = 20,000円

3.200週線、61.8%戻し = 20,700円~21,000円
  
=========




日柄と季節性


だいたい重要な日柄は1か月(23営業日)、2か月前後(35~45営業日)が多いです。



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これらが組み合わさって、年間の大きなパターンが形成されていくわけです。


他にも9営業日とか、17営業日とかもありますが、


大きなトレンドを見るという意味では、「1か月」「2か月」という動きを意識したいです。


また、季節性としては、4月、10月が強く、2~3月、8月が弱い傾向にあります。


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更に大きなテーマによってこの通りにならないことも多いですが、だいたい意識したいです。




2.5月4日週の見通しと戦略



先週までに書いたシナリオから、メインは変えていません。


テクニカル的にも、何度か抵抗帯である20,000円超を試す(21,000円くらいまであり得る?)可能性は高いですが、


やはりその後、下落する可能性が高いと見ています。


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波動カウント(将来の予想含む)


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日足です。

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戻りの目途はほぼ達成しました。


また、日柄的には少し短めですが、安値から32営業日でいったんの高値を付けています。


もう何度か高値を試すかもしれませんが、当面の高値は付けた可能性もあります。


上昇傾向が終了した後は、一旦は上下幅1,500円程度(19,000円くらい?)の調整があるのでは?と考えています。


暫くはロックダウン解除に向けた期待感もあり、急上昇の直後なので暴落はないと思っていますが・・・


やはりざっくりとは戻り売りを考えています。


20,000円はCFDで「腰を据えた長めのショート」を取っていますが、これは引っ張ります。


19,000円割れがあれば、買戻しも入りそうですが、アウトライトのロングは今週はかなり慎重にいきたいです。


一方、20,000円前後からそれ以上の水準では、比較的短期のショートも検討します。


短期の場合はCFDの代わりにプットのバックスプレッドをやるかもしれません。


裁定残高が歴史的な低水準であることから、上昇を予想する声も大きいのですが、


裁定残高に関しては上記の日銀ETF記事でも書いた通り、


警戒はしますが、それ以上に「チャート」や「日柄」「今後のテーマ性のある材料」を考えたいです。






なお、今後起こりうる大きなテーマとして以下は常に意識したいです。


「チャート」+ これらの「ヘッドライン」で流れが一気に変わる可能性があるからです。

================
1.米国の中国非難、制裁発動


2.ロックダウン解除後の経済指標と需要回復度合い、貿易縮小


3.北朝鮮に中国が侵攻するかも? ⇒ 米中対立激化


4.小売りの在庫投げ売りセール、不動産売り殺到
=================


ロックダウン解除後にどのような経済と相場の変化が起こるのかは、


連休中に研究したり、長老有識者とじっくり話したうえで、私の考えを特集記事に書きますね。






先週のトレード!


先週のブログの方針通り、短期では手口が強かったので買い目線でした。


しかし週明け乗り遅れたので、+100円幅の短期で勝負しました。


1.日経CFD

指値、逆指値のみです。

①買 19,500円 ⇒ 19,600円(+100)

②買 19,700円 ⇒ 19,800円(+100)

③買 20,000円 ⇒ 20,100円(+100)

④売 20,000円 ⇒ 長くホールドする予定



2.自動売買(リピートIF DONE)


(1)GMOクリック証券CFD(0.1枚単位の小口。元手250万円)

先週は+6万円ほど利確しています。


ポジションは全体的に、ネットショートになっています。


=============
①日経225 

買300円仕掛け、300円利食い
売400円仕掛け、300円利食い


②SP500

買40pt仕掛け、40pt利食い
売50pt 仕掛け、40pt利食い
=============

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(mini 1枚単位、元手300万円)

先週は+15万円利確しました。


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ポジションはネットショートになっています。

===============
設定:ミニ1枚単位(GMO証券の10倍)
①日経225 

売 400円刻みで仕掛、300円利食い

買 400円刻みで仕掛、
300円利食い
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本日の内容は以上です。


いつもお読みいただきありがとうございます。


これから想像以上の時代の変化がおこるかもしれません。


読者の皆さまと一緒に、激動の時代を笑顔で生きていけるよう、私もしっかりと考えたいと思います。




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keroinvestment at 14:10|PermalinkComments(0)日経平均分析 | マクロ経済

2020年04月25日

【もう10年に1度の買い場は終わったの??】底堅い株価の今後は?


こんにちは。ケロルです。



今週も相場分析と私のポジショントークです



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(1)買い場は終わったの?日本株の中期的な相場分析


(2)4月27日週の見通しと戦略


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(1)買い場は終わったの?中期的な相場分析


底堅い相場が今の所続いていますね。もう買い場は行ってしまったのでしょうか?



今年のざっくりとしたイメージ


ざっくりしたイメージは先週から変わっていません。


大震災のあった2011年や、2018年の様な年間リズムを今の所、第1シナリオとして予想しています。



株価は今の所堅調ですし、夏場は一度ロックダウン解除されて景気回復への期待が高まるでしょうから、


暫くは上げ下げしながら相場は持ちこたえる気がしています。



ただし、私は年終盤には景気回復が進まないことを嫌気して、また相場が荒れる場面があるのではないか?と見ているのです。



暫く大きくは下がりにくいからと言って、「買い場を逃した」と考えて焦るのは逆に危険な気がします。


待てばまだ安い場面はある、と今の所は考えているわけです。


波動分析の観点からも、以下のようなイメージが、有力な一案です。


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波動カウント(将来の予想含む)


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因みに、2011年の被害日本大震災の後も、同じような波動を形成しました



2011年の大震災は「外部要因(自然災害)」という点や、発生季節、背景の経済環境なども類似性が高く、今年のリズム感にとても合います。


有効なシナリオの一つとして、イメージトレーニングしておきたいです。


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私は、まだ市場に織り込まれていない、コロナウイルスの「感染第2波」が秋頃に来る可能性が高いと思っていますし、


そうでなくても、以下の理由から景気回復(特に日本)は多くの人々の期待よりも進まない可能性が高いと考えています。



1.消費行動が変化して需要回復には時間がかかる


2.中小企業の倒産、事業縮小を食い止められていない
  
  雇用は直ぐに回復しない。


3.リーマン時よりも日本の地域金融機関は利鞘がとても小さく危ない!

  ⇒中小企業デフォルトは6か月後くらいがピーク、

   個人住宅ローンのデフォルトは1年後くらいがピーク

   中小銀行の経営危機は1~2年後に一気にくる可能性が高い。


4.やっぱり円高?




なお、2011年の大震災から奇跡の大復興を遂げたと称された日本ですが、


大震災の翌年2012年いっぱい、景気先行指標は大きく調整しました。


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大震災も半年くらいで余震は収まったし、


コロナウイルスも、それ自体は一時的な事象なのかもしれません。


ただし、企業倒産、復興増税や円高を通じて日本経済の復活にはとても時間がかかる可能性があるという事です。







(2)4月27日週の見通しと戦略


日柄・値幅!


日経平均は、毎年 30~50営業日くらいの大きな上昇が年2回あるのが普通です。


値幅はだいたい1ショット 2,000~4,000円、年間値幅は20%強(5,000円前後)が多いです。 


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「アベノミクス開始」や「コロナショック」など8,000円くらい一気に動くときも5,6年に1回くらいはあります。


現在は 30営業日上昇して、値幅は3,500円~4,000円(約+25%)の上昇。

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通常の年間値幅や日柄を考えると、一旦良い所に近づきつつあります。


ボトム 3月17日から、3月・4月・5月と「3か月またぎ」になる5月頭や、


ボトムから2か月(約45営業日前後)の5月中旬が日柄的には戻り目途です。



もちろんこの後高横ばいが続いて調整するパターンもありますが、


オプション手口が強いこともあり、もう一段の戻りはあり得ると見ておきます。



大震災後も、底値から34営業日、3月安値から「3か月またぎ」の5月頭まで


+25%上昇で一旦戻り高値を付けました。


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今回も似たような日柄、上昇率で動いていますね、今の所。




手口!


先週気になったのは、オプション手口が、結構強気でした。


先物は連日売り買い逆転して方向感でなかったですが・・。


19750円のコール、20000円のコールが結構買われており、


19000円、18750円のプットが売られていました。


上方向へのオプション仕掛けのようにも見えるため、短期的には注意しています。




需給は何を示す?


4月なのに外人が今年は現物を買い越していませんね。



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世界中がロックダウン中だからというのもありますが、


上記の通り、ファンダメンタルズを考えると、海外勢が日本株現物を買う優先度は低いのも確かです。





また裁定残高は、かつて見たことない程、スカスカになっています。


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裁定売り残が2.3兆円、買い残が5,000億円・・・


特に売り残はほぼ過去最高水準。


これはもちろん、「ショートに傾いている」「短期的に買戻し余地が大きい」という見方はできます。


ただし一方で、2018年以降、これだけ裁定需給が最低水準を更新し続けているという事は、


中長期的に「日本株はファンダメンタルズ面でとても嫌われている」のも事実です。



ポジションだけでは、大上昇にすぐに入るという事は言えません。


金融政策やポジション状況だけでPERが15倍、20倍とか、


日本の株価だけがファンダメンタルズを無視して上昇するとは思えません。


やはり大上昇トレンドに入っていくためには、ファンダメンタルズの改善が予想される「きっかけ」が必要だと考えます。


ショートを狙っている人からすると反発が怖いのですが、需給だけでどんどん上がっていくと判断するのは拙速だと思います。



今週の戦略です!


4時間足。踏みとどまっているように見えます。



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日柄的にもう少し戻りがあってもおかしくないし、


オプション手口は強い、需給的にも買戻し余地はすごく大きい、と考えると


一旦短期で19300円辺りで押し目買いを狙ってみて、


直近高値19800円台から20,000円台にかけては、


中期的な売り玉を少しずつ売り上がるつもりで、持ってみていいかな?と考えています。


一方、先に下抜けした場合でも、すぐに数千円下がるとは思っていないため、


自動売買で捕捉し、追撃ショートは避けようと今の所考えています。



先週のトレード!


先週のブログの方針通り、19,300円で押し目買いから入りました。


途中19000円割れがありましたが、今週は我慢して19020円で追加買いしました。


途中「やっぱり売りかな?」と思う場面があったのですが、売りはできず・・・



1.日経CFD

①買 19,300円 ⇒ 19,320円(+20)


②買 19,020円 ⇒ 19,320円(+300)




2.自動売買(リピートIF DONE)


(1)GMOクリック証券CFD(0.1枚単位の小口。元手250万円)

先週は+5万円ほど利確しています。


SP500は新規の売りは2800から再開しています。


先週はちょっと弱ってきたか?と考え、買いを少し利食って、わずかにネットショートになっています。


=============
①日経225 

買300円仕掛け、300円利食い
売400円仕掛け、300円利食い


②SP500

買40pt仕掛け、40pt利食い
売50pt 仕掛け、40pt利食い
=============

CFD自動売買の基本的な考え方は以下リンク先の通りですが、

今年は「仕掛け&利食いの間隔」を大きく広げ、売り設定も追加する作戦です


 


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(2)マネースクエア 完全オートリピートIFDONE
(mini 1枚単位、元手300万円)

先週は+6万円利確しました。


こちらはmini 1枚単位とやや大口ですが、両建てだと建証拠金不要のため、資金効率が良いです。

===============
設定:ミニ1枚単位(GMO証券の10倍)
①日経225 

売 400円刻みで仕掛、300円利食い

買 400円刻みで仕掛、
300円利食い
===================

ひまわり証券様でもリピートIF DONEの完全自動機能がついています。

ただ最大仕掛け幅が300円なのは今の相場だと少しリスクが高いですが・・・


ひまわり証券の口座開設はこちらからお願いします↓ 


くりっく株365 





本日の内容は以上です。


いつもお読みいただきありがとうございます。


辛い経済環境が続くかもしれません。


ご自身やご家族の健康・生活をまずは大切に。助け合って生きていきましょう。






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keroinvestment at 20:45|PermalinkComments(0)日経平均分析 | マクロ経済

2020年04月18日

【2番底は来ないの!?】不景気の株高どこまで?


こんにちは。ケロルです。



今週も相場分析と私のポジショントークです



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(1)2番底は来ないの?日本株の予想シナリオ


(2)4月20日週の見通しと戦略


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(1)2番底は来ないの?日本株の想定シナリオと戦略


先週の日経平均は、徐々に上値が重いながら、戻り上昇傾向は続きました。


これは先週のブログで分析した動きの通りでした。


今週も、相場パターン分析中心に少し材料解釈も交えながら、戦略を考えたいです。




【2番底はもう来ないの?】



通常の景気循環モデルが機能しない局面のため、予想が非常に難しいのですが、



今の所の2020年のイメージとして・・・相場の波動パターンや経験則から考えると、


2018年の様なリズムをメインで見ています。



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皆さま2番底をかなり期待しているようですが、5月以降株価が一旦反落したとしても、


夏場はレンジっぽい動きとなり3月安値までは下げる可能性は低いと見ています。


その後コロナ蔓延が一旦後退したことを好感した戻りを経て、


年終盤には思ったほど景気回復していないことを懸念したキツい下落がもう一度来るのでは?


といった感じです。


長期の波動カウントが以下となれば、非常によくあるリズムとなります。



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したがいまして、現状の私の見方としては、「2番底は直ぐには来ない」


「もう2番底は来ずに上がっていく」と思ったころにまたキツい下げが来るかも


といった感じでしょうか。。




【先週の値動きの特徴】


値動き自体は、ほぼ先週の予想通りでしたので良いとして、


材料です。↓


週末にGILEAD(ギリアド)サイエンス社が、コロナ対策薬の臨床試験結果が極めて良好だと発表しました。


アメリカ株は大きく上昇しました。


ではこの材料はゲーム・チェインジャーなのか?もうアメリカ株は下がらないのか?



私は以下の点から、冷静に考えるべきだと思います。



1.材料以前に、相場は上昇基調。多くの人が早期2番底を期待してるので、ポジションが軽い。


これは重要です。日経平均などの大型指数は、大暴落後、必ずそれなりの戻り上昇があります。


戻り上昇では、売り方の踏み上げ(損切)によって相場が上昇します。


「経済が悪いのに、なぜ株は上がるの?と疑問を持ったり、


ショートポジションが踏まれて苦しい人も多いと思います。


このようにポジションが悲観に傾いているからこそ、買戻しが入り、下がらないというわけです。


この材料ですごく怖くなってしまった人は、自分のポジションが極端に悲観(ショート)に傾いていなかったか、見直すと良いと思います。



ただ、相場上昇が少しずつある程度続くと、今度は買いに賭けたポジションも増えてきます。


多くの人が強気になる一方、年金やバランス型ファンドは冷静に利益確定してきます。


次のような発言がSNSで出てきたら次の下落に注意です。


「経済と株価は関係ない!お金じゃぶじゃぶだから株はバブルに向かうんだ!」とか、


「売り豚ざまあみろ、下がったら買えばいいだけだ」


「ハイパーインフレ到来!日経平均は5万円に向かう初動」


そろそろ↑こういう発言が出始めてますが、このような発言で動じてはいけません


私たちトレーダー、投資家は、相場の上下で追い込まれないようにポジション配分を考える必要があります。


私の経験則上、相場では「行ける」と自信を持ったポジションや見立てはたいてい失敗します。


相場はゆったりやっても、大負けしなければとても、とてもいい儲けが出ます。


常に「客観的な確からしさ」を考え、「恐る恐る」行きましょうね。





2.臨床試験中の薬が一般利用されるには1年以上かかるのが普通です。


もちろん、臨床試験だけでも1,000人規模への利用は可能ですし、


重篤者には未承認の医薬品も使うことが認められる場合があります。


かといって、「これで薬ができたから、コロナはインフルエンザと同じだ。安心して経済がフル稼働再開できる・・・」

とは言えないと思います。


まだ経済活動再開は慎重に進むと考えています。


また別に書きますが、今回の世界的な財政出動の多くが、「企業に『政府がお金を貸して』赤字を乗り切る」というものです。



売上はある程度戻っても、企業の借金は以前より増えるわけです。


GDPの10%とか20%相当の財政出動が、実際にGDPを10%とか20%引き上げるわけでは全くありません。

(トランプ政権が考えている1兆ドルの公共事業はもっと直接的な効果があります。)



今後企業は資産を売却したり自社株買いを抑制しながら、借金を減らすプロセスはある程度継続すると思います。


株式市場は今はまだ回復への期待が高いため、戻りが先行するでしょう。


しかし・・・これで経済懸念が完全に終わったわけではなく、今年終盤にかけて、忘れたころに相場が再び荒れる場面はあるというのがメインシナリオです。




3.TOPIXが相対的に弱い?


日経平均は先週、高値を更新しました。


一方、TOPIXは高値を更新できていません。


3



これは2019年の4月、ちょうど同じ季節の動きに似ています。



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特にギリアド・サイエンス社のニュースが出た金曜日は特に、日経平均とTOPIXの強さに差が出ました。


要するに、本格的な景気回復を見越してファンダメンタルズ重視の投資家が現物株を一斉に買っているのではなく、


それまで大口トレーダーがショート(空売り)していた「日経先物」や「ソフトバンクG」等、日経平均に寄与するものが「買い戻された」感じですね。



また、TOPIXと日経平均の強弱差が出てくると、戻り相場も後半戦に入っていることが多いです。


特に日経平均に関しては、目先はまだ底堅いと思いますが、5月に調整する可能性は高いと見ています。



(2)4月20日週の見通しと戦略


前回も書きましたが、日柄的には、安値から約1か月反発しました。


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1月の高値から3月の安値までは2か月間ですが、


大暴落は実質1か月間だったので、安値から1か月間の戻りで、だいたい値段的に良い所まで来たかな?と見ています。


ただ、上値が徐々に抑えられつつも、日柄的には5月頭か、安値から2か月後の5月中旬までが現在の上昇基調になると考えています。


季節性的にも、4月は外人の現物買いが入りやすい時期です。


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現物の外人動向ですが、4月と10月は買い越される傾向があります。


4月10日終了週は、外人投資家が久々に少し買い越しています。


先週以降も、現物が少しずつ買い越されている可能性がありますね。



戦略ですが・・・


まだ上向きですが、徐々に値動きが低下してきてます。



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サポートとレジスタンスを、見ながら、慎重にいきたいです。


短期トレードでは押し目買いがやりやすいかな?と考えていますが、徐々に下値サポートが切りあがっていますから、


19,300円とかでないと買えないかな?といった感じです。



まだ下値サポートは割れないと思いますが、割れたら既に戻りトレンド終了の可能性も出てくるため、買いもあくまで短期勝負ですね。


一方上方向は、19,800円~19,900円が目先の抵抗で、短期戻り売りも検討できます。


超えてくると、20,300円近辺には大きな抵抗があります。


中期的に、20,000円台は腰を据えた売り玉をもってみても良いかな?と考えています。




先週のトレード


先週のブログの方針通り、19,000円近くで押し目買いしました。


1.日経CFD

①買 19,020円

⇒ 19,320円(+300)

⇒ 19,700円(+680)


②買 19,250円 ⇒ 19,070円(▲180)損切り

損切後に急反発!何してんのよ、私。



2.自動売買(リピートIF DONE)


(1)GMOクリック証券CFD(0.1枚単位の小口。元手250万円)

先週は+7万円ほど利確しています。


ただSP500は新規の売りは停止し、買いのみ稼働し、逆指値でも買っているので、


売り、買い現在ほぼスクウェアです。

=============
①日経225 

買300円仕掛け、300円利食い
売400円仕掛け、300円利食い


②SP500

買40pt仕掛け、40pt利食い
=============

CFD自動売買の基本的な考え方は以下リンク先の通りですが、

今年は「仕掛け&利食いの間隔」を大きく広げ、売り設定も追加する作戦です


 


0.1枚単位の小口で私と同じ設定をやるなら、DMM.com証券のCFDもおすすめです。
(こちらの方が使いやすいかも。)


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DMM CFD





(2)マネースクエア 完全オートリピートIFDONE
(mini 1枚単位、元手300万円)

先週は+15万円利確しました。


こちらはmini 1枚単位とやや大口ですが、両建てだと建証拠金不要のため、資金効率が良いです。

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設定:ミニ1枚単位(GMO証券の10倍)
①日経225 

売 400円刻みで仕掛、300円利食い

買 400円刻みで仕掛、
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本日の内容は以上です。


いつもお読みいただきありがとうございます。


コロナ自粛モードで精神的にも経済的にも辛い局面かもしれません。


でもこの苦難を乗り越えると、日本社会は古き悪しき価値観が劇的に変わり、素晴らしい国になっていくと思います。


まずは身近な人との絆を大切に、小さな幸せを感じて生きていきましょう。


私も読者の皆さまの成功と幸せをいつも願っています。





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keroinvestment at 14:26|PermalinkComments(0)日経平均分析 | マクロ経済

2020年04月11日

【日経平均はどこまで戻る?】株価の日柄リズムから考える!


こんにちは。ケロルです。



今週も相場分析と私のポジショントークです



10


(1)日本株はどこまで上がるの?日足戦略



(2)日本株の今年の値動きシナリオ





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(1)日本株はどこまで上がるの?


先週の日経平均は、ブログでの予想通り、反転上昇しました。


国内機関投資家の約半数が在宅勤務になってトレードしづらくなることもあり、


国内の先物買戻しを中心に、相場が急上昇しました。


4月のSQがあったことも影響していそうです。


もちろん今後、コロナウイルスのニュースが市場では注目されると思いますが、


それ以前に、チャートを使って相場の潜在的なリズムを知ることで、今後の戦略をいくつか考えていきたいです。



今日は日足から見ていきます。


どこまで日経平均は上がるのか?


本日は日柄の観点を中心に見ていきます。


過去のパターンを見ていきましょう。


3


大暴落の後は、だいたい、同じくらいの日柄で戻りを試すのが普通です。


大暴落の後は、ポジションの巻き戻しにも相応の時間がかかるという事ですね。


これを今回の日足に当てはめて考えたいです。


8


高値1月17日 ☆ から3月17日まで、今回は2か月のとても重要な日柄で下げたわけですが、


逆に最終的な戻りも、2か月くらいになることが多いと考えておきたいです。


したがって、戻り波動は5月中旬くらいをまずは想定しておきたいです。


ただし


大暴落の開始点 2月20日♡から、大底 3月17日まで18営業日。


そこから週末の4月10日♡までで既に18営業日戻しており、


値幅的にも暴落の半値戻しをほぼ達成していますから、


ここから先は、もみ合ったり、一旦さがったりしながら、上値が重いけど下げづらい相場になるかと見ています。



4月13日以降の戦略です


10



短期的にはテクニカルが改善しており、上にも行きやすい形に見えます。


ただし、出来高や材料を伴っていない上げであることや、外人の先物買戻し手口も見えていません。


外人投資家は6月限月の先物の買いポジションを縮小しつつ、


9月限月の先物を結構売りに傾けています。


また、中期的な戻り目途である 半値戻し20,000円手前のラインや、


200週移動平均 20,700円などが上に行けば意識される展開ですし、


20,000円以上は去年まで長く続いたレンジなので、戻り売りがとても出やすいです。


強気で買っていくにはいい位置ではありません


19,000円くらいまで押し目があれば短期で買ってみようかな?と考えていますが、


更に上に行けば、むしろ中期的には売り上がりを始めても良い位置です。



逆張りの売り上がりに関してはCFD自動売買を継続しますが、


20,000円超えがあれば、アウトライトでもざっくり売りポジションを持ちたいです。



11




先週のトレード


先週のブログの方針通り、デイトレ売り、スウィング買いを狙いました。


1.日経CFD

(1)デイトレ


2時間足のレジスタンスで構えて、小幅に利確して終了したため、何とか全勝できました。


(2)スウィング 

買いで+300円利確を2回出来ました。



2.自動売買(リピートIF DONE)


(1)GMOクリック証券CFD


※mini 0.1枚単位=10口 の小口のリピートIF DONEです。


先週は+12万円ほど利確しています。


ただSP500は売り玉の含み損が増えてきたので、逆指値の買いも少しずつ入れつつ、


少しずつ全体の改善を図っています。

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①日経225 

買400円仕掛け、400円利食い

売400円仕掛け、400円利食い


②SP500

買40pt仕掛け、40pt利食い

売50pt仕掛け、40pt利食い

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CFD自動売買の基本的な考え方は以下リンク先の通りですが、


今年は「仕掛け&利食いの間隔」を大きく広げ、売り設定も追加する作戦です


 



0.1枚単位の小口で私と同じ設定をやるなら、DMM.com証券のCFDもおすすめです。


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(2)マネースクエア  完全オートリピートIFDONE



先週は+36万円利確しました。


こちらはmini 1枚単位とやや大口ですが、両建てだと建証拠金不要のため、資金効率が良いです。

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設定:ミニ1枚単位(GMO証券の10倍)
①日経225 

売 400円刻みで仕掛、300円利食い

買 400円刻みで仕掛、
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マネースクエア様とはCFDの広告提携できていないのですが、


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(2)日本株の今年の値動きシナリオ


日本株は、2018年から中期的な調整に入っていて、月足ではC波動を形成している最中と考えています。


無題


私はコロナ問題が無ければ、アメリカにつられて日本ももう1年程度上昇サイクルが続くと考えていましたが、


今回のコロナ問題を機に、日経平均はダウンサイクルに入っていると考えています。


相場自身も、2年間のコアレンジ20,000円~24,000円や、週足200週移動平均をした抜けたことで、


相場は中期的なベアトレンドに入っていることを示唆しています。


月足A波動、B波動がそれぞれ1年間でしたので、C波動も同程度の長さとなる可能性が高いと、今の所は考えています。




ここからが今週のメインテーマです。


週足のレンジイメージも今の所変わっていませんが、もう少し動きのパターンを見ていきましょう。



まずは【シナリオ1】です。


今の所、このようなイメージが私の中では強いです。


6


2018年の様に、戻り高値を付けた後再び急落して、年後半に安値を付けに行くシナリオです。


上記で見た通り、目先の戻りは5月と見ていますが、その後夏は中程度の下げにとどまり、秋にもう一度大きめに戻る場面を経た後、


更に大幅下落が起こる可能性を考えたシナリオです。



なお、予想波動カウントは今の所以下のとおり考えています。


5




多くの方が、コロナウイルスは夏場には終息し、急速に経済活動が戻って株価が大幅に回復するシナリオをもっていると思います。


ただ以下のような点から、今相場が織り込み切っていない、二次的な景気悪化の可能性が高いと見ています。


日本の場合ですよ、アメリカはまた別の機会に書きます。


1.日本は経済対策が十分でないために失業者の再雇用が遅れる。


2.中国人の不動産投げ売りや、過熱したマンション投資の逆回転が発生しやすい。


3.そもそも消費増税後に個人消費が超低迷しており、コロナが去っても企業が完全復活しづらい。

⇒緊急融資を受けても返済できない。


4.コロナ対策で銀行が中企業へ無償融資を強いられて不良債権を抱えやすい。

⇒最悪日本は金融危機に陥る可能性も無くはない。



5.ベンチャーキャピタルとか、金余りによって盲目的に行われた投資は株価下落を機に倒産しやすい。




次に、【シナリオ2】です。


こちらも十分にあり得るシナリオですね。


7


夏場に2番底を試し、上昇トレンドに回帰するパターンです。


2019年に近いですね。


目先5月までの戻りの後、深い2番底を付けに行けば、逆に調整一巡感が出て来ます。


ただし、信用サイクルが逆転しているような状況で、個人消費、不動産、雇用のすべてが簡単に回復しづらい傷を負っている以上、


仮に年末高となったとしても、すぐに高値奪還を目指すのはかなり難しい気がします。



最後に、マネックス証券の推奨シナリオです。


28,000円まで一気にあがるらしい・・・・流石に無責任すぎます


9




さて、来週は週前半にもう1本記事を書こうと思っています。



内容は皆さまからのご要望にお答えして、以下の予定です。



1.日経と違う?アメリカ株の投資戦略


2.巨額の財政赤字と中央銀行の債務不履行はなぜ問題か?




twitter「投資家ケロル」のファロウもよろしくお願いしますね。



本日の内容は以上です。


いつもお読みいただきありがとうございます。


今週も謙虚に、自分や身近な人を大切に生きていきましょう。


私も読者の皆さまの成功と幸せをいつも願っています。





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keroinvestment at 18:16|PermalinkComments(0)日経平均分析 | マクロ経済

2020年04月04日

【株はまた暴落するの?】日米株の見通しと今後注目したい経済指標


こんにちは。ケロルです。



今週も相場分析と私のポジショントークです



10


(1)日本株戦略



(2)今後のシナリオと経済指標

⇒どこまで景気調整は続く??

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(1)日本株戦略


今週はまた大幅反落しました。


ブログでも申し上げていた通り、テクニカルのパターンからも、急反落はあると考えていました。


私は日経CFDと日経コール・オプションをショートしていましたが、もう一段の踏み上げリスクもあったので、ポジションは控えめにいきました。



今週もまた、大きな視点から順に考えていきましょう。



月足です。


日本株は、2018年から中期的な調整に入っていて、月足ではC波動を形成している最中と考えています。


無題


これはリーマンショック以降の9年間の上昇に対する調整なので、1年や1年半といった、それなりの規模・期間になると考えています。


もちろんコロナウイルスの終息状況により相場状況も変わってくるでしょうが、


このような約10年周期の景気の大きな調整は「何かをきっかけに必ず」訪れるものと考えておきたいです。


私はコロナ問題が無ければもう1年程度上昇サイクルが続くと考えていましたが、


今回は「コロナウイルス」がきっかけで10年サイクルが終わったわけです。。




週足です。


週足のレンジイメージも今の所変わっていません。


1


アベノミクス以降、初めてしっかりと200MAの下で推移していることからも、弱気相場を示しています。


ただし、現在 b波動の戻りに入ったかどうか?というところですね。



下落の31.8%戻りの19,000円は達成しました。


次のターゲットは50%戻し 20,000円ですね・・・この4月~5月にあるでしょうか。。


そのうえは、週足200MAや61.8%戻しの20,700円水準が中期的な抵抗になりそうです。


この水準はそもそも届かない可能性も高いです。


なお、今後想定される展開としては、一喜一憂する展開が今年にかけて続くかの世が高いと見ています。


上がったら急落する、という事を繰り返しやすいと考えておきたいです。



材料はもちろんわからないですが、ありそうな展開を想像してみました。


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①イタリアやアメリカの感染者増加率がピークアウトで反発
⇒4月かな?


②やっぱり決算影響が怖くて急落
⇒4月後半~5月


③世界的にロックダウン解除、失業保険申請件数上げどまりで反発


④また感染者再発で急落、企業倒産等の不安で急落
⇒夏~秋?
==============



日足で


材料的なことは後の章で書きますが、確かに良い材料はほぼありません。。

4


株価は全ての移動平均の下にあります。


パーフェクトオーダーの下げです。短期的には少し下に行き過ぎが発生するかもしれません。


ただし私は、投資家の需給の観点からは、3月の安値以降、週足レベルで既にb波動の反発局面に入っている可能性が高いと考えています。



ドルの現金逼迫状態も緩和してきましたし、既に株式投資家はポジションが軽くなっています。


また外人投資家は3月第3週までは大きく売り越す一方、3月第4週は「先物」を買い戻しています。


無題



まあ、ゴールドマンサックスは4月になってからまた日経先物を結構売っているので、3月最終週だけの手口で判断するのは尚早ですが・・・


いずれにせよ、外国人の4月買戻し季節性には注目したいです。


テクニカル的にも売りもできると思いますが、今週に関してはデイトレなどのごく短期にとどめたいです。


ボラティリティが高い時期は、ファンダメンタルズは関係なく、プレイヤーのポジションが重要です。


この後数日間は下に行くかも入れませんが、4月の季節性の点からも15850円の安値をすぐに割る可能性は低いと考えています。


今週のメインシナリオとしては、2016年の4月に近いです。


5


3月末は日本の年度決算のため、公的資金(GPIF、日銀)が大量に買って買い支えを試みます。


その後新年一発目、今年も2016年も共に、4月1日から急落しました。


ただしその後大底よりは浅く下げ止まり、急反発して戻り高値を付けました。


今年も似たような展開をメインに考えていますが、その場合は、前回高値19,500円や20,000円近辺がターゲットでしょうか。


まあ2016年は4月の日銀会合に向けた期待が入ったわけですが、


今後は日本の緊急事態宣言発令で短期的な出尽くしの上昇(?)や、


イタリア、アメリカの死者数、感染増加数のペースダウン等



ポジティブサイドの材料になり得ますね。




サブシナリオも考えておきます。

6


暴落後の最初の戻りですから、更に安値を拡大する可能性も一応は考えておきます。




なお2時間足で見ると、17500円近辺がかつてのレンジ上限でサポートとなっていますが、


7


割り込むとまた16,000円~17,400円のレンジ内での推移になる可能性もあります。


ただここは出来高も多いため、このレンジ内では下げ止まる可能性が高まると考えています。




【今週の方針】


今週のトレード計画(現時点)では以下を考えています。


1.CFD自動売買は淡々と続けます。


2.アウトライト

①デイトレ時間軸は売り検討(私はやらないかも)

・直近時間足もみ合い上限 18,050円近辺の打診売り

 または

・直近もみ合い下限 17,500円を30分足終値で割れを売り追随



②スウィングでは次の買いを検討

・逆張りはCFD自動売買に任せ、早い基準でも5日線に絡みはじめたり、

 ゆっくり行くなら9日線を日足引け値で超えてから買い。



③「コール買い」、「バックスプレッド・コール」も検討 


ただし週初から反発が先行すれば、遠い「コール売り」を狙いたいです。





【先週のトレード】


先週の売買はCFDショートと、CFD自動売買中心でした。


また、日経が急落したところで13,500円の4月プットが30円台だったので売りました。


1.日経CFD 売 19,100円
  ⇒ 買決 18,750円(+350)

2.日経CFD 売 18,300円
  ⇒ 買決 17,930円(+370)


3.CFD自動売買


(1)GMOクリック証券CFD


⇒先週は +15万円程度利確しました。


証拠金 250万円、ミニ0.1枚ずつでかなりリスクを落とした設定ですが、


この4週間はボラが大きかったので約90万円の利確、含み損勘案しても+60万円程度です。

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①日経225 リピートIF DONE  400円刻み 
     「売り・買いダブル」 


②SP500 リピートIF DONE 50pt刻み仕掛け
      ⇒40pt利食い
     「売り・買いダブル」
===================


CFD自動売買の基本的な考え方は以下リンク先の通りですが、


今年は「仕掛け&利食いの間隔」を大きく広げ、売り設定も追加する作戦です


 



同じ設定を新規で始めたい方は、DMM.com証券のCFDもおすすめです。


0.1枚の小サイズで、期限なしの注文が可能ですし、手動でロスカットレートを設定する手間もありません。



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(2)マネースクエアCFD(クリック株365)


今週は+18万円ほど利確しています。


3週間で+200万円超までなんとか実現益を積み上げられました。。


含み損は▲80~100万円程度ですが、この1か月のレンジ16,000円~19,500円内で動いている限り、


含み損はこれ以上増えない構造です。

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設定:ミニ1枚単位(GMO証券の10倍)
①日経225 

リピートIF DONE  

売 400円刻みで仕掛
⇒300円利食い

買 400円刻みで仕掛 

⇒ 300円利食い
===================


クリック株365は、ミニ1枚単位と、資金の少ない個人投資家には大きいサイズですが、


両建てになっている玉は証拠金不要となるため、売り・買いダブル設定の場合、たくさん玉を保有できます。


ただし今後も、売り玉、買い玉が一方向に極端に溜まりすぎないように注意したいです。


なお、ひまわり証券のCFDでは、最大300円幅でしか設定できませんが、リピートIF DONEのオート機能がついています。


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(3)今後の中長期的なシナリオと経済指標


今回の調整はどれだけ長引くか?


S&P500も、日経平均も、高値から最大で35%程度下落しました。


確かに今後3年とか、10年とかで考えると、非常に安い水準だとは思います。


ただし今後は、どの程度の景気調整「深度」・「期間」となるか、あるいは最悪を相場がいつ織り込むのかが重要になりますね。



それでは、今後注目したい展開と経済指標について考えたいです。


経済影響深度は以下のレベルに大別されると考えています。


日本株もアメリカ株に大きく引っ張られるため、便宜的にアメリカの経済環境を考えていきたいです。


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【第1段階】シャットダウンで需要減少・企業の収益減少


【第2段階】失業率急上昇


【第3段階】低格付企業の倒産・新興国ソブリン危機


【第4段階】金融危機・先進国のソブリンリスクに発展
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現在は【第2段階】から【第3段階】に至るかどうか、ところですね。


アメリカ新規失業申請件数は2週間で約1,000万人と、驚愕の数字です。


8



政府が失業者へ給付を発表しているので、企業も解雇しやすいのでしょう。


アメリカ政府の220兆円規模の支援の一部には中小企業雇用への支援がありましたが、間に合わず失業者が出ています。


コロナが終息すれば、アメリカは再雇用も早いでしょうが、


失業者が既に大量に出てしまっているので、終息後の経済活動(個人消費)の回復ペースは鈍くなります。


今後数週間は政府の支援実行が本格化しますが、失業者はまだ増えると考えています。


これは明らかに、景気の谷を深くし、景気回復を遅らせる要因です。



次に、【第3段階】企業の倒産リスクですが、まだこちらはリーマンショック時よりも織り込まれていません。


3



今後この指数もつぶさに観察していく必要がありそうです。


私は個人的に、負債が大きな石油関連企業や、株価下落の影響を受けやすいベンチャーキャピタル中心に、爆弾を抱えていると思います。


また、政府の財政支援が間に合わなかった、又は不十分な中小企業の倒産も、まだこれから出てくると思います。


それが大資本企業、大きな投資会社に飛び火すかどうかも見極めていきたいです。



また、現在のアメリカ企業の多くが、GDP対比で過去最高の負債を抱えているのは前から指摘されていました。


2


問題なのは負債の反対にある資産の中身です。


今回の信用サイクルの特徴は、企業の資産の中身が「自社株買い」が多いという事です。


「設備投資」だけではGDPから大きく乖離して総負債が増えることは小さいです。


景気が良い時は、自社株買いでEPS(一株利益)も上がっていき、PER(株価収益倍率)もそれなりの水準にとどまるため、株式バブルとは認識できません。


だから負債が多い事だけで投資を止める判断はできないわけですが、今回のコロナウイルスのように、


崩壊の「きっかけ」を察知したら躊躇なく、柔軟に投資戦略を考える思考が重要だと考えています。



【第4段階】を察知する指標として、セントルイス連銀公表のTED SPREADを見ています。


9


こちらはドルLIBORと3か月米国債利回りの差で、


金融機関の信用リスクやドル逼迫度を表わしています。


金融機関の信用リスクへの波及はまだリーマンショック程ではありません。


日本の地方銀行は最悪状況ですが、国際的な銀行はとても厳しいBIS規制やFRBのストレステストをクリアいているので、まだ健全です。


財政出動がソブリン・リスク(国の通貨信用)にまで波及しない限り、大手金融機関が危機に瀕するリスクはとても小さいです。



今後の中長期的な戦略は?


長期では株は安いので、積み立てをここから始める方などは、淡々とやっていけばいいと思いますが、


私は結構この調整が長引く可能性が高く、下値もまだ拡大する可能性が残されていると考えているので、


積み立て投資家は少額ずつ、より長期に時間分散するなどした方が良いと思います。


あるいは今年の激しい上下では自動売買を中心にし、


ボラティリティが落ち着いてきてから(来年以降かな?)「バイ&ホールド」に切り替えるなどの投資戦略も有効と思います。


私も今年はデリバティブ中心にトレードしながら、


中長期的な「バイ&ホールド」玉の再構築は時間をかけて慎重にやりたいです。



今後は、まだ不安定な上下がかなり続くと思います。


楽観にも、悲観にもなりすぎもダメですね。


毎週状況をしっかりと確認しながら、慎重に進みたいです。



本日の内容は以上です。


いつもお読みいただきありがとうございます。


今週も謙虚に、自分や身近な人を大切に生きていきましょう。


私も読者の皆さまの成功と幸せをいつも願っています。





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keroinvestment at 15:27|PermalinkComments(0)日経平均分析 | マクロ経済