2019年04月

2019年04月27日

2019年4月28日【GW突入!】GDP受け強い米国株だがドル円気になる!



【ドル円が気になる】


日本株はGW後半のブログで検証します。

今週気になるのはドル円。
まずは重要指標の結果から。

アメリカの2019年第1四半期実質GDP は予想+2.3%に対し、結果 +3.2%と、非常に強い結果になりました。


一方、PCEコアデフレーターは年率 +1.3%と、FRBが目標としている +2.0%からは随分低い結果となりました。


「インフレなき経済成長」が確認され、これはアメリカ経済にとってとても良い環境です。
米国株は指標発表後に少し利食いの動きも出ましたが、さらに上昇しています。

典型的なリスクオンですね。

しかしドル円は下落しています。

これはアメリカの実質金利が低下したことで、日米実質金利差が縮小しているためです。


16-1


ドル円の理論価格は 110.90円まで低下しています。



【今後のドル円の考察】


今後のドル円について考えます。

1.日米実質金利差

現在はほとんどアメリカの要因で動いているため、アメリカの金利動向を考えます。

結論的には、
目先はアメリカ金利の低下圧力が継続しやすくドル円の下押し圧力に注意が必要です

が、アメリカ経済は非常に堅調で、欧州等の世界的な経済指標が改善する過程で、株価に遅れて金利が再び上昇してくると考えています。

ドル円も年終盤にかけて中期的には上昇できると見ています。



アメリカ金利について、少し勉強しておきましょう。


2016年のダウ平均と米国10年利回り(名目金利)をご覧ください。

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2016年は、今と同じく、一時的な景気減速から利上げが停止しました。

株価は先行性が高く、まだ経済指標が悪い2016年1月にはボトムをつけ反発開始。

金利は経済指標が下げ止まった2016年7月にボトムをつけ反発となりました。


次に現在の状況です。
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やはり株価は先に2018年12月にボトムを付けましたが、金利はまだ低下基調が続いています。

金利が明確に反転するのは、実際に経済指標が底打ち、改善の兆しが見え始めるころと思われます。


特に今回のPCEコアデフレーターの下振れは重要ですね。

PCEコアデフレータが下振れると、FRBが利上げできない、いやむしろ利下げするかもしれないとの思惑が強くなります。

当然金利の低下要因になります。

ゴールドマンサックスなども、「今年は利下げがあるぞ」とポジショントークを振りかざしています。
彼らは債券を高値で売却したいので、世間を煽っているんですね。

(私のブログもポジショントークだろ、という話もありますが・・・



しかし、GDP成長率からもわかる通り、アメリカ経済が非常に強い以上、多少インフレ率が下振れても「利下げ」は無いと思いますよ。


経済が良いときに利下げをしてしまうと、本当に経済が悪化した時の緩和策が一つ減ってしまうわけです。

景気刺激はやりすぎるとバブルを作ってしまう可能性もありますから、やはり利下げは現在は選択肢には上がらないと考えています。



また、PCEコアデフレータは、産業構造的な要因もありそうですが、海外経済にも影響されていると思います。

現在は国際的に交易がなされているので、欧州や日本の経済が鈍いと、おのずとアメリカの物価にも下押し圧力がかかります。

逆に欧州等の経済指標に底打ちが見えてきたところで、ややインフレ指標も反発し始め、金利は反転していく可能性が高いと私は見ていますよ。

目先は少し金利低下圧力がかかりやすいため注意ですが、いずれFRBの声明もタカ派に傾斜する場面はあると思います。






もう一つ、アメリカ期待インフレ率は、株価回復とともに上昇しています。

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この結果、アメリカの実質金利は低下し、金利低下と二重でドル円下押し圧力となっています。

ただし、株価が上昇しているうちは、リスクオンという形でドル円に資金が流れやすくなるため、急激なドル円下落にはつながりにくいです。

どちらかというと、アメリカの名目金利を今は気にしたほうがよさそうです。



2.テクニカル

とりあえず、〇を付けたところが目先重要なラインです。

110.00~111.00水準ですね。
16-3

ここで下げ止まらず、下に突き抜けていった場合は警戒です。


更に月足でも109円くらいに重要なトレンドラインがあります。


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もしこの三角持合いが完成すると、大きな動きになりますが、完成するには何か月もかかります。


【ドル円戦略】

111円レベルからは少しずつアウトライトのロングポジションを作ろうと思います。

また、リピート IF DONE の自動運用は継続します。




日本株、米国株の戦略はGW後半のブログで考えたいと思います。




本日の内容は以上です。今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

日本はお休みです。ゆっくりするもよし、CFDで遊ぶもよしですね。
心のゆとりをわすれず行きましょう。








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keroinvestment at 15:50|PermalinkComments(0)ドル円分析 | マクロ経済

2019年04月20日

2019年4月21日【NT倍率更に拡大!】日本株のリズム?(米国株・FX)


【日経上がってるけどTOPIXの弱さは何?】


先週は全般的に先進国株式の悲観ポジション巻き戻しが継続した1週間でした。

ドイツ、ユーロ圏の製造業PMIは低調でしたが、ショートカバー優勢で上昇して終了しました。

ただ気になるのは、NT倍率(日経平均 ÷ TOPIX)が更に拡大していることです。
日経平均が大きく上昇する一方で、TOPIXが上値を更新できず、レンジにとどまっています。


基本的に、上昇局面で日経とTOPIXとの動きが大きく異なる(ダイバージェンス)場合、いったんの上昇終局のサインになることが多いです。

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今のところ、私はTOPIXがもう一度調整して力を溜めてから再上昇するのでは?と考えていますが、
その点も踏まえ、今日は日本株から見ていきましょう。



【日本株の日柄パターンと今週の戦略】

日本株は、日足ベースのリズムがきれいに循環しやすいです。
多くは1か月や2か月ずつの日柄で各局面が構成され、トレンドとレンジが繰り返されます。

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私はこの2か月上昇を毎回しっかり取り、ここで大きく利益を出すことを最優先しています。

平均年に2回あるこの場面を必ず取りましょう

次に来るのは「上昇トレンド」「下落トレンド」「レンジ」のどれかを考えるためには、「ファンダメンタルズ」、週足レベルで「エリオット波動」や「オシレータ」、「移動平均」などから見ていきます。


外人が2018年1年間現物株を落としていますが、連続で売り込める日柄的はこれくらいがいい所です。

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またこれは中国製造業PMIなどの指標からもわかる通り、約2、3年周期の在庫調整循環とほぼ一致するリズムです。

週足チャートで見ても、2018年に下落ABC波動調整を終えて、今年初から強気サイクルに入ったと見ています。

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しかしTOPIXは52週線(1年平均線)よりも下に位置し、大幅上昇局面に入るためには、もう一度値幅調整が入りやすいと見ておくべきです。


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そこで今週以降の戦略です。

TOPIXで見ていきたいです。
目先レンジ相場になっていますが、この後下に離れればしばらく調整となりそうです。

その場合、もちろん売りから狙っていくのはありです。ただしその後は買い場になる可能性が高いため、適宜過去の安値などのサポート帯でのリバウンドを短期で狙いながら、日柄や週足のオシレータなど参考に次の2か月上昇へ向けた買いを仕込んでいく目線です。


一方でこのレンジをいったん上に抜けた場合、買いでついていきますが、それほど長く上昇が続かず下降調整に入る可能性が高いため、9日線を陰線終値で割り込んだら売りに転換するイメージを持っておきたいですね。


★先週のトレード★
日経平均
①CFD買  22,000円 ⇒ 22,100円(+100)
         ⇒ 22,200円(+200)
②CFD買   22,200円 ⇒ 22,300円 (+100)
③ETF空売り 22,170円 ⇒ 22,220(-40)損切    
④リピートIF DONE 100円刻み 淡々と継続



【ドル円】
ファンダメンタルズの背景や戦略は基本的に変わらず、です。
前回までのブログもご参照ください。

年内利下げ織り込み度はまだ 42.5%ありますが、経済指標からは利下げすべき経済環境でないことは確かなため、米国金利は中期的に再び上昇余地が大きいと見ています。

現在の日米実質金利差水準では、ドル円理論価格は112.20円と試算しています。

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ただし目先は、IMM投機筋円ショートポジションが8万7000枚まで拡大しているのが気がかりです。

やっぱり112円はまだ超えられない、となると、短期的にまた調整する可能性が高いです。

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その場合、110.50~111.00円水準はサポートされやすいと見ています。
そのあたりではゆっくりとドル円ロングポジションを構築したいところです。


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中長期的には、月足の三角持合いも完成してほしい所ですね。


★先週のトレード★
①中長期ロングを持ち越し
②リピートIF DONE を淡々と継続



【米国株】
★先週および今週の方針★
①個別銘柄、インデックスの中長期ロングを持ち越し
②CFD リピートIF DONE を淡々と継続



【(参考考察)NT倍率拡大は何を意味する?】

NT倍率拡大について私の見方です。

日経平均に影響が大きいのはソフトバンクなどの「情報通信」、ユニクロなどの海外売上比率の高い「外需関連」が中心です。

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一方TOPIXは銀行、不動産、建設などの「内需関連」の影響が大きいです。
(寄与度の%データが若干古いですがだいたいは今も同じです。)

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したがって、「外需関連」の企業が「内需関連」よりも評価されているという要因は幾らかはあるでしょう。

低金利で収益が苦しい銀行や、これから増税・人口減少が見込まれる日本国内の需要に依存したビジネスは投資家から嫌遠されがちです。


ただし

外需関連優位な環境は今に始まったことではないはずです。

2017年のように、日本株全体がしっかり買われていく局面では、TOPIXの方が強かったことからも、この理由だけでは今回のNT倍率拡大は説明しにくいです。

今の相場は、外人投資家による昨年、史上最高水準に蓄積した日経平均先物のショートポジションが現物よりも先行して買い戻されていることによるもの、と考えています。


日経平均先物はTOPIX先物よりも出来高が大きく、ヘッジ手段として活用されやすい傾向にあります。

上昇サイクルの初動では先物の買戻しが、現物買いよりも先行するため、日経平均の方がTOPIXよりも先行して上昇する傾向にありますが、最近は特に顕著ですね。


その傾向を助長する要因として、以下もあります。
日経平均先物との裁定取引でファーストリテイリングの信用売り比率が大きくなっていますが、ファストリ株は日銀などの「売らない株主」の比率が年々大きくなり、現物の処分売りが出ないため、下がりにくいです。

ファストリの信用売り解消と、ソフトバンクの自社株買い等の需給要因は、日経平均上昇への寄与としてかなり大きいと思います。


結局のところ、

NT倍率の拡大は、上昇局面初動での日経先物の先行性に加え、個別銘柄の需給「ゆがみ」によるものと見ています。
本格的に日本株が買われる場面では、TOPIXもガンガン上がります。

その意味で、今の相場は、「悲観ヘッジの巻き戻し」段階にあると見ています。

本格的に相場全体が買われるためには、もう一度調整を挟んだうえで、数年に一度の「象徴的な材料」の起爆剤が伴うパターンが多いです。

今後の市場全体の出来高や材料に注目したいところです。


「象徴的な材料」とは以下のようなものです。

①2012年 安倍 自民党総裁誕生(アベノミクス開始)

②2014年 黒田バズーカ第2弾&GPIF改革

③2016年 トランプ大統領誕生 

④2017年 日本の解散総選挙

⑤2019年  消費増税延期 + 解散選挙(?)対中関税撤廃(?)

う~ん。結局は出たとこ勝負って感じでしょうか??



本日の内容は以上です。最後までお読みいただきありがとうございます。

動かない相場でも急がず焦らず、冷静に謙虚にいきましょう。





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keroinvestment at 23:08|PermalinkComments(0)日経平均分析 | マクロ経済

2019年04月13日

2019年4月14日【日経先物22,000円・ドル円112円超え】リスクオンはどこまで?


【指標で悲観巻き戻し継続】


先週末は中国貿易収支3月が 予想+766億元に対して結果+2,212億元と、大きな数字がでました。

中国の財政・金融政策の効果が出始めた可能性があると市場が捉え、悲観ポジションの巻き戻しが一気に進みました。

日経先物は夜間に直近レンジ上限や22,000円を超えています。ドル円は112.10程度まで上昇。


さらに、米国大手銀行のJPモーガン・チェイスが予想を上回る決算を出したことをきっかけに米国株も一段上昇しました。

14-1


米国企業決算の予想はあらかじめハードルを下げてあるため、大体今回も7割程度の企業が予想を上回る決算を出してくると思います。

問題は株式市場の反応です。

相場の需給が悪いときであれば、決算が良くても売られて終わることが多いですが、今回は市場が上がって終了しました。

まだ結構悲観ポジションが残っており、買戻ししないといけない人がいるということでしょうか。。。株式市場の需給は悪くないようです。



【ドル円押し目買い戦略は正解◎でした】


先週の記事では、米国金利が戻しやすい地合いのため、ドル円の買い下がり(押し目買い)戦略を立てました。

110.50くらいまで下がるともっとたくさん買えたのですが、何とか111.00までで買い玉をいくらか仕込むことができました。

112.00手前で少し利食いをしていますが、中期的にはまだ上を見ているため、中期の買い玉を残しています。

14-10

今週以降ですが、まだ4月12日時点で、FF金利先物市場が織り込む年内利下げ確率は50%もあります。

ここのところ経済指標を見る限り、年内の米国リセッションリスクはほぼ無く、むしろ年終盤には追加利上げ検討すら出てくる可能性があると見ています。

そうなれば、更に米国金利が上昇する可能性が高く、中期的にドル円は114.50方向、

更には月足でAscending Triangleのパターンを形成していますし、いずれ120円方向に行くのでは?と見ています。

この予想は今のところ、昨年末から変えていません。

14-9


短期的には112.00水準でもう一度下がるのか、すぐに抜けて114.50に向けて上昇するのかはわからないため、短期トレードはせず、様子を見ながらドル円ロング積み増し検討します。


★先週のトレード★
USDJPY
①買 111.25 ⇒ 111.75 (+50p)
②買 111.00 ⇒ 111.95 (+95p)
③リピートIF DONE 自動売買 継続 
④中期玉は持ち越し



【日経平均22,000円超え!】

正直先週は買いでついていけませんでした。しようがないので金曜日夜間にCFD 22,000円で逆指値で少し買いました・・・。

今週の戦略ですが、まずは買いから入っていくつもりです。

その後、9日線を大証先物終値で割り込めば売り転換、あるいは5月初めまで連続上昇したら、逆張り転換サイン点灯ですので売りを仕込んで行けそうです。

★先週のトレード★
日経平均
①ETF 空売 21,770 ⇒ 21,610 (+160)
②CFD 売 21,800 ⇒ 21,730 (+70)
③CFD 売 21,800 ⇒ 21,860 (-60) 損切り
④CFD 買 22,000 ⇒ 継続
⑤CFD リピート IF DONE(手動)100円刻み1枚ずつ は継続


実際の行動としてはこれにつきるのですが、今後の動きに備えるため、少しチャートでパターン分析をやっていこうと思います。


【現状認識】現在週足レベルで強気の上昇第1波動の途中と見ています。

なお、通常日経平均の年間高安値は4,000円~6,000円です。今年の安値は年始の19,000円水準と仮定すると、高値は23,000円~25,000円と推測されます。

13-6


日足では、年末年始の「買い場」⇒「2か月上昇」⇒「レンジ」⇒「上抜け」と来ています。


14-3



【あるあるパターン①】

「買い場」⇒「2か月上昇」⇒「レンジ」⇒「上抜け」⇒「大幅調整」
ex 2018年1月、2018年10月

現在第一波動終局から第二波動に入る場面と仮定すると、これはあり得るパターンです。

14-2




【あるあるパターン②】

「買い場」⇒「2か月上昇」⇒「レンジ」⇒「上抜け」⇒「急落」⇒「材料」⇒「大幅上昇」

2014年の「黒田バズーカ2 & GPIF改革」、2016年の「トランプ大統領誕生」などの材料が今年も出るか?が焦点です。周期的には、今年出てもおかしくありません。

何か材料あるかな・・・?「消費増税凍結」、「アメリカが対中国関税撤廃」くらいでしょうか??

2014年

2

2016年
1






【たまにあるあるパターン③】

2015年のように、「買い場」⇒「2か月上昇」⇒「レンジ」⇒「上抜けそのまま上昇」
というパターンもごく稀にあります。

この時はGPIFの買い上げに乗って外国人も買っていました。今年同じようなことが起こる可能性は低いながら、頭の片隅にはおいておきたいところです。


14-8



【米国株】
個別、インデックス共に中期的な買いポジションをキープします。

★先週のトレード★
DOW CFD 
①買 26,100 ⇒ 26,200 (+100)
②買 26,100 ⇒ 26,400 (+300)

S&P500 CFD
リピート IF DONE 10ポイント刻みを延々と継続しています



本日の内容は以上です。いつも最後までお読みいただきありがとうございます。

今週も焦らず争わず、謙虚に研鑽していきましょう。





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keroinvestment at 21:49|PermalinkComments(0)ドル円分析 | 日経平均分析

2019年04月06日

2019年4月7日【S&P500指数が2,900ptに迫る!】雇用統計通過後の相場は??


【 悲観の巻き戻し?景気回復まで織り込む?】



先週日曜日発表された中国PMI は予想49.6を上振れ50.5。
月曜日から日本株は大きくギャップアップして始まりました。

その後、アメリカISM製造業景況指数も予想54.5を上回り55.3。
過去の推移と比較しても、少なくともリセッションを予感させる水準ではありません。

13-3


また週中に米中貿易協議がおおむね合意というような報道。

週末のアメリカ雇用統計は非農業部門雇用者数が+19.6万人
失業率3.8%で変わらず、平均時給は年率+3.2% 

労働参加率前月比▲0.2%や時間賃金+0.1%という芳しくない数字を勘案しても、全体として悪くない結果ですね。

来年の景気回復を織り込むのはまだ早いかもしれませんが、少なくとも「今年のアメリカ リセッションは無いだろう」という見方を確認するには足りる内容だったと私は見ています。



【そうなると米国金利とドル円は・・・】

そうなると、急激に低下してきた米国金利も徐々に落ち着いてくると考えています。

債券先物(TY)ショートのポジションもだいぶん小さくなり、少なくとも更なる金利大幅低下の可能性はかなり縮小していると言えるでしょう。

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昨年10月以降、株の急落を受けポジションの買戻しで金利は急低下し、今年3月末には、FF金利先物から算出される年内利下げ織り込み度は60%超まで上昇する場面がありました。(4月5日時点で30%ちょっと。)

今後は前述の通り、さすがに今年の利下げを見込み辛い環境ですので、織り込みが更に剥げることで、金利にはまだ上昇余地があると見ています。


ただしチャートがまだ下降トレンドを抜けたとは判定できないことからも、ポジション調整が終了し金利が上昇トレンドに回帰するにはまだ時間がかかると考えています。

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トランプ大統領3年目ということで、FRBは多少の忖度で利上げはやらないかもしれませんが、さすがに忖度だけで利下げするとは思えません。



【ドル円の分析と戦略です】

そこでドル円です。足元は日本の実質金利は動かず、ほぼ米国金利の影響で理論価格が上下しています。

先週の米国金利上昇後、理論価格は112.10円と試算しています。
13-1

ここから米国実質金利が+0.20%程度回復すると、理論価格は115円程度となり、ドル円もレジスタンスの114円台まで上昇できると見ています。



【ドル円戦略です!】
ファンダメンタルズから見た戦略としては、ドル円は買い方向で見ています。大きなトレンドが発生しづらいため、逆張りを意識したトレードです。

ただしファンダメンタルズでトレードするのは短期戦ではありませんよ。時間的、価格的な分散を効かせたほうが良いでしょう。

前述の通り、金利が上昇に向かうには時間がかかると思われることや、株が売られれば短期的な需給要因でドル円も下落する可能性は十分にあるため、需給要因による押し目を丁寧に買っていく戦略をイメージしています。
110円台は徐々に固くなっていくイメージです。

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先週の反省ですが・・・ドル円は111.0円まででかなり利益確定してしまいました。胆力が足りなかったなと反省しています。

リピートIF DONE の自動売買は、短期的な値動きに左右されないことが肝要ですので、継続です。


【米国株は利食いがどこで出るでしょうか?】

米国株は3年周期の在庫循環と連動したパターンや、季節的な1年周期のパターンを考えても、やはり2016年相場とよく似ていますね・・・

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繰り返しになりますが、大局的な見方として、私は今年「後半」は2020年の景気回復を織り込んで上がっていく相場になると考えています。

ただし現在はあくまで、「リセッションまで織り込んでいた悲観相場の巻き戻し」の段階ではないか?と考えており、、

「景気回復を見越して積極的に買い上げていく」相場に入るまでに、時間的または価格的な調整がまだ必要なのでは??と考えています。

ちょうどS&P500指数は過去最高値に接近しており、2016年と同様、さすがにここは意識され、利食いが出てくると考えています。

また、今週末アメリカのBarrons誌の特集がかなり強気に転じたことも、短期的な「良い所まで来たな。」感を出しています。



【米国株戦略です!!】

今週ですが、良い所まで来ているのは確かですが、あえて売り向かうことはしないつもりです。

先週は浅い押し目を必死でS&P500、ダウCFD買いでついていき、短期+100ドル程度の利食いを何回もやりました。

今週も個別銘柄の買い玉や安い持ち値のインデックスは十分に利益が確保されているため、引き続きホールドし、短期でもインデックスの押し目買いと短期利食いを行けるところまで狙おうと考えています。

大き目の押し、調整が来た場合は、それはそれで、平均コストを意識して期間の長い買い玉を少しずつ増やそうと考えています。



【今週一番難解なのが日経平均・・・】

先週の予想では、中国PMI&新元号相場を材料に週初は買いから入っていき、、、21,525買⇒21,630(+105)と、ここまでは良かったです。

ただその後はレンジ上限に近いところで反落するのでは?と考えていましたが、落ちない。。最初の21,600売り⇒21,500(+100)1回目は取れましたが、その後売りは2回ほど損切りに会いました。(▲200)

時間足で見るに、21,500円近辺では大口のアイスバーグ注文と思われる買いがしつこく入ってた感じです。。

その後米中協議関連のヘッドラインもあり、21600円台前半から買いで+100円のトレードを週末まで3回(+300)やりました。 最初から余計な手出しは無用でしたね・・・。


【さて今週ですが】

週足を見る限り、先週末段階でまだ上昇第一波は終了したとは言えません。
裁定買い残も増加傾向ですし、投資家のポジションは年始からの増加傾向がまだ継続していると見ています。

13-6

当初個人的には、3月上旬の21,800円台でいったん上値追い(第一波動)が終了し、その後上限1,000円幅のレンジ局面に移行したと見ていました。

日経平均の通常パターン的には、いったんレンジ局面に入ると、早々上抜けはできません。 
ただし今週上抜けする可能性ももちろんあるため、その場合の目途を考えておきたいところです。


13-7

上値目途1:
21,870円(直近高値)~22,000円
ここで叩かれてレンジ内に再び押し込まれる展開は当初想定であり、十分にあり得るため、月曜日の動きに注目です

上値目途2:
10月高値24,480円から12月安値18,840円までの61.8%戻し22,330円
~昨年11月高値21.710円



とりあえず日経平均に関しては今週は値動きを決めつけず、月曜日以降の動きを見て作戦を立てることにします。作戦が立たなければ何もしないかもしれません。


今回の内容は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございます。

今週も、焦らず争わず、ゆったりと善く生きていきましょう。




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keroinvestment at 20:26|PermalinkComments(0)ドル円分析 | 日経平均分析