2019年07月

2019年07月27日

【ヒンデンブルグオーメン点灯?】日米株はもう一度引いた目線を!


【ヒンデンブルグオーメン点灯?】


米国株でヒンデンブルグ・オーメンが点灯したそうです。

注意は必要ですが、過度に悲観しすぎないほうが良いと私は考えています。

過去の点灯時を見てみましょう。

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2018年1月や9月末は天井圏で点灯していますが、2017年の点灯時は、その後相場が大きく上がっています。


そのほかの場面も、天井圏のサインとしてはいまいち機能していません。


背景となる景気循環等も考慮する必要がありますね。


2019年は、私は強気サイクルだと分析しており、ヒンデンブルグ・オーメン点灯を過度に悲観、警戒すべきではないと考えています。


慌てて売ったりするのではなく、あくまで冷静を保てるリスク量にコントロールして相場に臨む、ということです。



ドイツ銀行破綻懸念や、ヒンデンブルグ・オーメンは、「情報屋」がクリックを稼ぐ「お決まり」の手段です。



私たち投資家は、このような情報に右往左往するのではなく、しっかりと分析とリスク管理を行ったうえで、相場に向かいたいですね。


私も改めて胸に手をあて、自分に言い聞かせています。




【米国決算は悪くない】



米国決算発表は、7月26日時点で44%が発表を終えています。

予想上振れの結果が非常に多くなっています。


しかし先週末時点で、時価総額の大きなボーイング社の49億ドル特別損失計上が響いたこともあり、S&P500全体の四半期利益は年率▲2.6%の減益です。


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アメリカ国内売上割合が50%超の企業は四半期利益が+3.2%と好調。


海外割合が50%超の企業は▲13.0%と、アメリカ内外の景況格差が良くわかる結果になっています。


なお、ボーイング影響を除くとS&P500全体で▲1.1%の減益です。


当初予想▲3.0%減益からはだいぶん上振れていますね。


残り決算がすべて出揃うと、S&P500全体の四半期利益は▲1.0%程度減益、ボーイング影響を除くと+0.5%程度の増益を私は予想しています。


また自社株買いで株数が減っていることで、1株利益(EPS)はさらに改善するはずです。


株価にとって重要なのは、1株利益です。


7月26日時点の12か月先予想PERは17.1倍。

決算終了時には大体今の水準で16.5倍くらいの予想に修正されると見ています。

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5年平均が約16.5倍ですから、割高ではないです。

ましてや、決してバブルという水準ではありません。




【今週の米国株戦略です】

上記の通り、米国株決算は悪くなく、特に国内売り上げはとても堅調です。


四半期GDP成長率は +2.1%と、アメリカ国内消費の堅調さがわかります。

私は大局的には、アメリカ株はまだ買いのスタンスです。

ボーイングも長期的には心配していません。


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ただし


だからと言って、高値を強気でガンガン買っていくというわけではありませんよ。


FOMC等をきっかけに、短期的な押し目や調整が入る可能性は十分にあります。


持ち値の良い玉をできるだけホールド対応しながら、新規の買いは慎重に、平均コストを考えながら買い下がるイメージで行った方が良いです。


私は新規の買いについては、CFD自動売買を稼働させつつ、しっかりと押した場合は買い追加していきます。



★先週のトレード★

先週はダウETFを結構な量、売却しました。
現金が増えてしまったので、原油CFDでリピートIF DONEを始めました。


ボーイングの赤字は737MAX補償の特別損失ですので、長期的には懸念していません。


ただし浅い押し目で買っていた投資家がとても多いため、調整が長引く可能性が高いと判断し、ダウの更なる押し目を待つことにしました。



①ダウETF  27150ドル くらいで売却 


②ダウCFD リピートIF DONE 自動売買

 ⇒リスクを半分にして継続


③SP500 CFD リピート IF DONE 

 ⇒淡々と継続 140Kほど利確しました。





【日本株やはり動きませんが・・・】


日経平均は動きませんが、アドバンテスト(6857)株は爆発しました。


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同社は5G半導体用テスタの受注高が堅調で、四半期利益が予想を大きく上振れました。


しかし、株が買われているのは、それだけの要因ではないと思います。


半導体のメモリは現状需要が前年比で大幅低下していますが、言い換えれば在庫調整がかなり進んでいると言えます。


半導体分野は在庫循環がとてもはっきりしており、全体株価や景気の周期に対して先行性が高いです。


5G投資への期待に加え、在庫循環の好転を織り込む動きが半導体株で出始めていると私は考えています。



【日経平均もいずれ半導体株に追随??】


私は年始から、2018年の株価暴落は、この約3年周期の「在庫循環」によるものだと分析していました。


また、2019年は次の好循環に先立って、アメリカ株が先行して強気サイクルになり、その後日本株も上昇する可能性が高いと、一貫して申し上げてきました。



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ここのところ、半導体分野で在庫調整がかなり進んでいることが確認できたため、徐々に製造業分野全体での「底入れ」期待も出てくると見ています。


下記TOPIX週足で6月に2番を付けたかな?と見ています。


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長期的な分析については、年始から今のところは一貫しています。


万が一にも、分析の前提となる経済データや、不意打ちの材料などが出ないか、に注意を払っていきます。



【今週の日本株戦略です】

今週ですが、夏枯れ時期なので、あまり真剣に「上がる」「下がる」を議論しないほうが良いです。


先週は安易な戻り売りで損切りさせらされてしまいました。


次の重要日柄は8月頭(今週末)ですが、21,000円を付けに行くのか、22,300円を狙いに行くのか、あるいはヨコヨコなのか、正直細かい動きは予想できない状況です。



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ただし、21,000円方向に向かった場合は押し目買い(買い下がり)で良いと見ていますし、4月高値に並ぶ動きになれば、戻り売りでよいと見ています。


ヨコヨコの場合は自動売買のみで対応します。


いずれ上昇すると見ていますが、4月高値を大きく上抜けることはまだできないと見ています。



★先週のトレード★

日経CFD

①売り 21,400円⇒21,500円(▲100円)損切


②買い 21,500円⇒21,600円(+100円)

ドテン買いで結局トントンです・・・


③リピートIF DONE 自動売買 淡々と継続

⇒100Kほど利確しました。まずまずです。




【ドル円です】

大局的な見方は変わっていません。

在庫循環の底入れが見えてくるとともに、利下げ期待は剥がれていき、金利は上昇に向かう可能性が高いと分析しています。

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短期的に注意すべきことはあります。


7月30日の日銀会合で緩和を示唆するメッセージが無いと、短期勢が円高方向に攻めてくる可能性はあります。


また、7月31日のFOMCでは25bpの利下げ予定ですが、50bpの利下げがまだ21.4%織り込まれています。


金利上昇方向の反応になる可能性が高いですが、金利上昇がドル上昇にプラスになる一方、株価軟調でややリスク回避的な円買いの動きになる可能性があります

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ただし

あくまで円高リスクは一時的にとどまると見ています。


投機筋の円ショートポジションは▲1万枚と低水準であることに加え、日米実質金利差で説明できるフェアバリューまで、すでにドル円は調整しています。


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金利が低下しづらくなってくる以上は、やはり極端な円高ドル安は考えづらい状況です。


なお、サイクル的に、今回は米国長期金利は株価に対して約9か月遅行しています。


その点で、米国金利がしっかり上昇し始めるのは9月から10月くらいかなと見ています。


その辺りまでは、ドル円も慎重なポジションニングで臨みたいと考えています。



【ドル円戦略です】

スワップ金利のおかげで、中期玉の平均コストが107.50以下にまで低下してきました。


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この後そのまま上昇する可能性もありますが、しばらくは慎重にいきます。


107円~110円くらいのレンジとみて、平均コスト以下では少しずつ買い下がり、109円手前からそれ以上では買いの利食いで行きます。


ショートも取れる場面があると思いますが、あまりやろうとは思っていません。




★先週のトレード★



USDJPY

①先々週の107円台前半の買い下がり玉を108.30~108.60円で利食い

②リピートIF DONE 淡々と継続





本日の内容は以上です。

いつもお読みいただきありがとうございます。

今週も謙虚に、日々学び研鑽していきましょう~。





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keroinvestment at 23:14|PermalinkComments(0)マクロ経済 | ドル円分析

2019年07月20日

【日本株動くが方向感出ず!】米国決算受けた今後の動きは?


【日本株ようやく動く!】


日本株は久々に動きました。


前回のブログでは、祝日月曜日の中国指標が良ければもう一段上のレジスタンスまで上昇するかもと申し上げていました。


実際に私も買いから入りましたが、上を試せず、すぐに損切りになってしまいました。


一方チャート分析から、21,000円水準まで下がった場合はしっかり買いたいとも申し上げていましたが、ここではしっかり買い、今度は +400円までとれました。



もう一度チャートを見ておきます。

上下サポート、レジスタンスに挟まれて推移しています。


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夏枯れ相場で出来高がふくらまず、今週も上図の赤丸内でもみ合うと見ています。


今の所、下は20,800円、上は21,500円くらいのレンジです。


また、日柄分析からも、7月末にかけてもみ合いながら下値を値固めする展開になる可能性が高いです。

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その次は上抜けがメインシナリオですが、万一トレンドラインを下に抜けてしまうと・・・


6月3日の安値が波動2では無く、夏から秋にかけて調整波動2が完成するというシナリオもあり得ます。

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とはいえ、今月もみ合ってから上をメインに見ていきます。




【今週の日本株戦略です!】



今週は、先ほど書いた通り20,800円~21,500円のもみ合いと見ているため、21,000円近辺があれば再び買いを狙いたいです。

一方、21,400円台は少し売ってもよいと思いますが、低リスクで狙いたいところです。



★先週のトレード★


①日経CFD 買 21,570円 ⇒ 21,500円(▲70円)損切り

②日経CFD 買 21,000円
 ⇒ 21,100円(+100円)
 ⇒21,400円(+400円)

③リピートIF DONE自動売買を淡々と継続
⇒50K 利確しました。低調です。




【米国経済は持ちこたえる?】


カンファレンスボード・米国景気先行指数(6月分)が前月比▲0.3%と低調でした。

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6月の景気先行指数下振れの要因は以下です。

①製造業新規受注の下振れ
②住宅建設許可件数の低調
③失業保険申請数の増加
④長短逆イールドの長期化


最大要因である製造業受注に関しては、米中通商摩擦の不透明性による心理的影響が大きいと見ています。

企業が設備投資や製造品の発注を一時的に抑制した可能性が高いです。


逆に言えば、6月末の米中首脳会談以降、一旦米中交渉は落ち着いており、今後 Pent-up Demand (繰り延べ需要)による回復が期待できると見ています。


一時的な下振れに留まるかどうかを引き続き見ていきます。




【米国決算と株価バリュエーション】


米国決算が始まっています。

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7月12日時点の集計では、12か月先予想EPSは175ドルくらい、予想PERは17.1倍です。


先週の決算は事前予想を上回る結果が多かったですが、下方修正後の予想を上回ったに過ぎないものが多く、前年比で言えば正直微妙な印象です。


7月12日時点で、2019年第2四半期のS&P500 企業利益は▲2.7%の減益予想です。


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ただし、企業が出す予想は事前にかなり保守的に下方修正されており、実際の結果は予想を上回ることが多いです。


2016年第3四半期は、予想▲2.1%の所、結果は+3.0%でした。


今回も結果的には▲2.7%も悪化せず、▲0.5%~+0.5%くらいになるかなと見ています。


それを踏まえると、現時点でS&P500の3,000ptは、予想PERで16.0~16.5程度に落ち着くと見られ、割高とまでは言えなくなると思います。


ただし、EPSが再び明確に上向き、株価が積極的に上値を追える環境になるのはまだ何か月も先になると見ています。




【米国株の予想と戦略です】



結果的に、米国株の見方と中期的な戦略は変えていません。

徐々に上値が重くなり、じりじり調整に入る可能性が高いです。

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ただし、今年はすでに株価が昨年末に最悪状況を織り込んだ後の強気サイクルと見ているため、持ち値の良い中期玉はキープしつつ、押し目では引き続き買い戦略を取ります。


2018年から2019年5月までの高値26,600~26,700水準はサポートになりやすいです。


2016年もそのような動きをしましたよね。


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【今週の米国株戦略です】

中期の買い玉はキープします。深い押し目では買っていきます。


★先週のトレード★

①S&P500CFD
中期玉を27,300より上の水準で少しだけ利食い
⇒230Kほど益出ししています。

②リピートIF DONE 自動売買を淡々と継続
⇒50Kほど利確しました。こちらもボラが低く低調ですね。。





本日の内容は以上です。いつもお読みいただきありがとうございます。

一度に書くと長くなるため、FXや商品先物、個別株等の分析は別の日にアップいたします。

来週も謙虚で心穏やかに、自分を磨いていきましょう~







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keroinvestment at 20:09|PermalinkComments(0)今週の戦略 | 日経平均分析

2019年07月14日

【米国株は無双状態!】全く動かない日本株?


【米国株が最高値更新!】 


米国株は史上最高値を更新しています。


多くの方が米国株はトリプルトップを付けて大暴落すると言っていましたが、


私は年始の記事から繰り返し、米国株は今年強気サイクルになり、再び高値を更新するだろうと申し上げていました。

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現在、景気先行指数からも、世界経済は約3年周期の「停滞期」にいると見ていますが、直ちにアメリカがリセッションや金融危機に発展する可能性は極めて小さいと考えています。


(参考記事)

【米債利回り更に低下!】本当に米国リセッションの予兆なの?



むしろ、次のアメリカのリセッションは、この後バブルが発生し、それが崩壊した時だと考えています。


アメリカ経済は底堅い推移をしているにもかかわらず、財政政策も金融政策でもアクセルを踏み込んで、ドルも金利も抑えています。

必然的に、株などの金融資産に波及せざるを得ない状況です。


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やはり今回の利下げは、上図B 2001年のようなパターンではなく、A 1998年のアジア通貨危機後の状況に似ています。

この後ITバブルが発生しました。



【今週の米国株です】

基本は、買い玉をキープする方針です。

反転のきっかけとしては、月曜日の中国指標や、月末のFOMCかな?と見ています。


月末のFOMCでは 25bp(0.25%)の利下げをすると思いますが、市場はすでに今年3回の利下げを先に織り込んでいるため、これ以上緩和期待が進展しづらいです。


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月末まで上昇した場合は、一旦FOMCをきっかけに「ゆる調整」に入ると見ています。


また、今週からの決算発表では「見直し買い」や「利食い売り」両方が交錯しやすく、方向感が出にくくなる可能性もあります。


いずれにせよ、今後の展開は以下をだいたい想定しています。
ポジションコントロールしつつ買いを持っていきます。


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★先週のトレード★

S&P500
①CFD 買い 2,968 ⇒ 3,000(+32)残りキープ

②CFD買い 2,990 ⇒ 3,008(+18)


ダウ
③CFD買い 26,900⇒27,300(+400)

④リピートIF DONE 淡々と継続
⇒先週は  250k ほど利確しました。



【全く動かない日本株】


米国株がこれだけ上がっているのに、日本株は全く上がりません。


日本独自のファンダメンタルズ要因もありますが、日本株は世界経済のヘッジとして売られている以上、米国株より回復時期が後ろ倒れするのが普通です。


下図をご覧ください


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先週は、上図の通り、右下がりのトレンドラインに抑えられていたため、動意薄でした。

今週は、さすがにどちらかに動くと思います。


次の重要日柄は7月末から8月頭です。

そこに向けて、4月高値 22,300円~22,500円に向かうか、21,000円近辺のトレンドラインに向かうかを見たいわけです。


メインシナリオは上昇です。米国株が7月末のFOMCに向かって上昇傾向を維持するとの見方とも整合が取れます。


動くきっかけになるとすれば、月曜日の日本時間AM 11時発表の中国GDPでしょうか。


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あくまで経済指標は「きっかけ」ですよ。


根底にある相場パターンや経済の流れをしっかりと事前に頭に入れたうえで、指標発表を待ちましょう。


なお、景気先行指数の分析によれば、中国経済はすでに回復サイクルに入っている可能性が高いです。

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【今週の日本株戦略です!】

中国指標を確認してからで良いかな?と思います。


無難であれば、少しCFDで買っていくつもりです。また、火曜の引けまで見たうえで、個別銘柄を買うかどうかの検討をします。


個別銘柄は事前に買い物リストを作ってあります。
(個別銘柄はtwitter「投資家ケロル」でつぶやきます。


一方、万一下方向への流れが出て、月末にかけて21,000円方向を試すようであれば、安い所をしっかり買っていく戦略です。



★先週のトレード★

動かないので、スウィングの買いを手仕舞いました・・・。
それにしても日本株は儲からないなあ・・・

①日経225 CFD 6月末の買い21,150円⇒21,510円(+360)

②CFD 買い 21,500円⇒21,600円(+100)

③TOPIX ダブルETF  買い 1567⇒1576(+9)

④リピートIF DONE 淡々と継続 
⇒先週は30kの利食いのみです。




【本日のお勉強です】


先ほど中国の景気循環をお示ししましたが、日本はこんな感じです。

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今回は停滞が年と比較してもかなり深いですね・・・ただ、徐々に回復期に向かうと見ています。

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因みにこの景気先行指数、、「先行」指数ではありますが、発表されるのが「2か月後」なんですよね。


なので、発表されてから株を売買しようとしても遅いです。。。

投資家はある程度先回りし、不透明で市場が怖がっているうちにリスクを取る必要があります。株式投資の基本ですね。


要は、停滞期にある経済が、深刻な長期リセッションや金融危機に見舞われることが無いと判断すれば「買う」ということにつきます。


株価は年間高安値で4,000円~6,000円動きますので、もし上であれば、23,500円から25,000円程度の高値トライがあり得ます。

(もちろん下方向も無きしもあらず、ですが




【ドル円です】


ドル円も、先週の記事通りです。

米国金利に連動した動きとなっていますが、しばらく市場はアメリカ経済に懐疑的で、金利は上がったり下がったりしながら、下値を切り上げていくと見ています。

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需給環境が本格的に変わるとすれば、9月後半くらいからと見ています。

今週も引き続き、107~110円くらいのレンジで見たうえで、上がったところでは利食い優先。

下がったところでは持ち値改善できる水準では買っていこうと思います。

私の中期玉の持ち値はスワップ込みで 107円台後半です。



★先週のトレード★

USDJPY
①108.50円から108.90円まで中期玉を段階的に利食い

②リピートIF DONEを淡々と継続




本日の内容は以上です。いつもお読みいただきありがとうございます。

今週も焦らず、おごらず、自己研鑽に努めていきましょう~。





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keroinvestment at 15:26|PermalinkComments(0)今週の戦略 

2019年07月06日

【雇用統計は強い!】日米株価やドル円はどうなる?


【雇用統計上振れで金利反発】


前回のブログでは、市場は米国金利反発の「きっかけ」を探している局面と申し上げていました。

「きっかけ」になりうるのは、「雇用統計」か7月末の「FOMC」だと考えていました。


その中、先週末は雇用統計が上振れた結果、米国金利は大き目に反発しました。

やはり先週末の雇用統計が「きっかけ」になった可能性が高いです。


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アメリカは完全雇用に近い状態にあるため、雇用指標の前月比ではバラつきが出やすいですが、今回は少なくとも、基調として米国雇用が弱くなっているとは言えない結果でした。



【しばらく市場は懐疑的?】


雇用統計の結果、米国10年債利回りは10bp(0.10%)弱上昇しました。

過去の米国金利ボラティリティを考えると、もう一段、50日平均の2.18%くらいまではすぐに上昇する可能性は高いです。

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ただし、しばらくは市場は景気に対して懐疑的な状況が続くと思います。

金利相場は上がって下がってを繰り返しながら、じり上げになると見ています。

景気循環の観点からも、2016年7月雇用統計以降の動きをイメージしています。


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逆にいえば、半年後くらいに全面リスクオン(金利も株価も上昇)がありうる訳ですが、手前数か月間は、市場は引き続き景気に懐疑的だと思います。



また、FRBは今回の雇用統計の結果を受けても、年内に1回利下げを敢行すると考えています。理由は以下の通りです。


1.7月の利下げを100%織り込んでいるため、短期間で利下げ期待を剥落させると市場が急変する恐れがある。


2.そもそも2018年12月の利下げが間違いだったので、それをすぐに訂正すべき。


3.雇用統計以外の指標(特に製造業)が弱め。


4.海外景気が弱く、アメリカのインフレ率がなかなか上がってこない

⇒アメリカは輸入国なので、インフレ率は海外景気に左右されやすいです。


雇用統計後も、年内▲0.5%利下げが42.0%、年内▲0.75%利下げが35.6%も織り込まれています!!


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ただ、やはり3回の利下げを織り込む経済環境ではありません。


2,3年周期の景気が悪い時期だと思いますが、リセッションに陥る環境ではないというのが、引き続き私の見方です。


逆に言えば、今後回復サイクルに差し掛かるため、むしろ株などは中期的に仕込み場とも思えるわけです。


景気の循環的な動きについては、前回のブログ【本日のお勉強】で分析していますので、ぜひご参照ください。



【米国株戦略です】


景気後退懸念は、数か月をかけて徐々に薄れ、やがて次の景気回復局面を意識した動きになると見ています。


ただし、短期的には利下げ期待で上昇したため、期待が剥落する過程で上昇しづらい、または押しが入りやすい展開だと思います。


中長期では強気、短期では注意という見方を維持です。


何度もしつこくて恐縮ですが、2016年とほぼ同じ流れで来てます。


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要はこの後、やや米国株は伸び悩みやすいです。

が、引き続き調整局面では押し目買いを狙っていく考えです。

中長期玉の買い玉はそれなりに持っているので、引き続きキープします。



★先週のトレード★

①S&P500 CFD 3,000ptで一部利食い

⇒因みに現物ETFはドル円が軟調なので高値更新していません。。

②リピートIF DONE ダウCFD 自動売買を淡々と継続
⇒先週は180K くらい利確しました。 

③中長期玉はキープ




【日本株の分析です】


TOPIXや日経平均は週足でしっかりとした動きになっています。

TOPIX先物は、6月にスロー・ストキャスティクス20割れを試し、その後50を回復しています。

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基調として、上昇波動第3波に入っている可能性が高いです。

夏場は出来高が減少することや、アメリカ株は徐々に伸び悩む展開と見ているため、日本株も当面は4月高値が上限となりそうです。


次に日足です。

21,800円水準はテクニカル・ポイントでもあり抵抗強いですが、メインシナリオとしてはもう一段、4月高値近辺までの上昇を予想しています。

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【今週の日本株戦略です】

先々週の21,150円買いはキープします。それ以外は中期の買いは持っていないため、今週新規でやるなら短期です。


短期では、21,800円水準が短期的なレジスタンスの一方、7月1日ギャップアップ後安値21,520円近辺、9日線割れはサポートされやすいです。

21,500円台では短期の買いを検討します。


一方、日足の終値で9日線を割ってきたら上昇からレンジに移行する可能性が高いため一応注意です。



★先週のトレード★

①日経CFD 買い21,560円⇒21,710円(+150)

②日経ダブルETF 買い 21,580円⇒21,710円(+130)

③リピートIF DONE 日経CFD 自動売買を淡々と継続
⇒先週は100K くらい利確しました。



【ドル円の分析と戦略です】

雇用統計後の金利反発でドル円も反発しました。

今は米国の金利要因でほぼ動いています。

ここからの中期的な見通しとしては冒頭の米国金利の通りです。

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とりあえずボトムを打った可能性が非常に高いですが、移動平均を見ても上値抵抗が強いことがわかります。

107円~110円くらいのレンジでしばらくは見ておきます。
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今週の戦略ですが、強気で買っていくというよりは、上昇局面では引き続き利食い優先で行きます。

私の中期的な買い玉の持ち値は、スワップ金利込みで107円台後半です。

まだ結構な玉をもっていますので、欲張らず謙虚にいきます。


★先週のトレード★

①GBPJPY 
先々週の買い 136.75円⇒137.50円(+75pps)
⇒G20またぎは怖かったけど利食えました。よかった~


USDJPY
②買い 108.00円⇒108.40円(+40pps)

③先々週の買い 107.50円⇒108.20円(+70pps)

④のこり中期買い玉はキープ

⑤リピートIF DONE 自動売買を淡々と継続



本日の内容は以上です。いつもお読みいただきありがとうございます。

今週も焦らず、慌てず、謙虚にいきましょう~





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keroinvestment at 22:56|PermalinkComments(0)今週の戦略 | マクロ経済