【特集号:世界恐慌?短期回復?】(分析)コロナリスクと株式市場!【日経平均はどこまで戻る?】株価の日柄リズムから考える!

2020年04月04日

【株はまた暴落するの?】日米株の見通しと今後注目したい経済指標


こんにちは。ケロルです。



今週も相場分析と私のポジショントークです



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(1)日本株戦略



(2)今後のシナリオと経済指標

⇒どこまで景気調整は続く??

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(1)日本株戦略


今週はまた大幅反落しました。


ブログでも申し上げていた通り、テクニカルのパターンからも、急反落はあると考えていました。


私は日経CFDと日経コール・オプションをショートしていましたが、もう一段の踏み上げリスクもあったので、ポジションは控えめにいきました。



今週もまた、大きな視点から順に考えていきましょう。



月足です。


日本株は、2018年から中期的な調整に入っていて、月足ではC波動を形成している最中と考えています。


無題


これはリーマンショック以降の9年間の上昇に対する調整なので、1年や1年半といった、それなりの規模・期間になると考えています。


もちろんコロナウイルスの終息状況により相場状況も変わってくるでしょうが、


このような約10年周期の景気の大きな調整は「何かをきっかけに必ず」訪れるものと考えておきたいです。


私はコロナ問題が無ければもう1年程度上昇サイクルが続くと考えていましたが、


今回は「コロナウイルス」がきっかけで10年サイクルが終わったわけです。。




週足です。


週足のレンジイメージも今の所変わっていません。


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アベノミクス以降、初めてしっかりと200MAの下で推移していることからも、弱気相場を示しています。


ただし、現在 b波動の戻りに入ったかどうか?というところですね。



下落の31.8%戻りの19,000円は達成しました。


次のターゲットは50%戻し 20,000円ですね・・・この4月~5月にあるでしょうか。。


そのうえは、週足200MAや61.8%戻しの20,700円水準が中期的な抵抗になりそうです。


この水準はそもそも届かない可能性も高いです。


なお、今後想定される展開としては、一喜一憂する展開が今年にかけて続くかの世が高いと見ています。


上がったら急落する、という事を繰り返しやすいと考えておきたいです。



材料はもちろんわからないですが、ありそうな展開を想像してみました。


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①イタリアやアメリカの感染者増加率がピークアウトで反発
⇒4月かな?


②やっぱり決算影響が怖くて急落
⇒4月後半~5月


③世界的にロックダウン解除、失業保険申請件数上げどまりで反発


④また感染者再発で急落、企業倒産等の不安で急落
⇒夏~秋?
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日足で


材料的なことは後の章で書きますが、確かに良い材料はほぼありません。。

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株価は全ての移動平均の下にあります。


パーフェクトオーダーの下げです。短期的には少し下に行き過ぎが発生するかもしれません。


ただし私は、投資家の需給の観点からは、3月の安値以降、週足レベルで既にb波動の反発局面に入っている可能性が高いと考えています。



ドルの現金逼迫状態も緩和してきましたし、既に株式投資家はポジションが軽くなっています。


また外人投資家は3月第3週までは大きく売り越す一方、3月第4週は「先物」を買い戻しています。


無題



まあ、ゴールドマンサックスは4月になってからまた日経先物を結構売っているので、3月最終週だけの手口で判断するのは尚早ですが・・・


いずれにせよ、外国人の4月買戻し季節性には注目したいです。


テクニカル的にも売りもできると思いますが、今週に関してはデイトレなどのごく短期にとどめたいです。


ボラティリティが高い時期は、ファンダメンタルズは関係なく、プレイヤーのポジションが重要です。


この後数日間は下に行くかも入れませんが、4月の季節性の点からも15850円の安値をすぐに割る可能性は低いと考えています。


今週のメインシナリオとしては、2016年の4月に近いです。


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3月末は日本の年度決算のため、公的資金(GPIF、日銀)が大量に買って買い支えを試みます。


その後新年一発目、今年も2016年も共に、4月1日から急落しました。


ただしその後大底よりは浅く下げ止まり、急反発して戻り高値を付けました。


今年も似たような展開をメインに考えていますが、その場合は、前回高値19,500円や20,000円近辺がターゲットでしょうか。


まあ2016年は4月の日銀会合に向けた期待が入ったわけですが、


今後は日本の緊急事態宣言発令で短期的な出尽くしの上昇(?)や、


イタリア、アメリカの死者数、感染増加数のペースダウン等



ポジティブサイドの材料になり得ますね。




サブシナリオも考えておきます。

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暴落後の最初の戻りですから、更に安値を拡大する可能性も一応は考えておきます。




なお2時間足で見ると、17500円近辺がかつてのレンジ上限でサポートとなっていますが、


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割り込むとまた16,000円~17,400円のレンジ内での推移になる可能性もあります。


ただここは出来高も多いため、このレンジ内では下げ止まる可能性が高まると考えています。




【今週の方針】


今週のトレード計画(現時点)では以下を考えています。


1.CFD自動売買は淡々と続けます。


2.アウトライト

①デイトレ時間軸は売り検討(私はやらないかも)

・直近時間足もみ合い上限 18,050円近辺の打診売り

 または

・直近もみ合い下限 17,500円を30分足終値で割れを売り追随



②スウィングでは次の買いを検討

・逆張りはCFD自動売買に任せ、早い基準でも5日線に絡みはじめたり、

 ゆっくり行くなら9日線を日足引け値で超えてから買い。



③「コール買い」、「バックスプレッド・コール」も検討 


ただし週初から反発が先行すれば、遠い「コール売り」を狙いたいです。





【先週のトレード】


先週の売買はCFDショートと、CFD自動売買中心でした。


また、日経が急落したところで13,500円の4月プットが30円台だったので売りました。


1.日経CFD 売 19,100円
  ⇒ 買決 18,750円(+350)

2.日経CFD 売 18,300円
  ⇒ 買決 17,930円(+370)


3.CFD自動売買


(1)GMOクリック証券CFD


⇒先週は +15万円程度利確しました。


証拠金 250万円、ミニ0.1枚ずつでかなりリスクを落とした設定ですが、


この4週間はボラが大きかったので約90万円の利確、含み損勘案しても+60万円程度です。

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①日経225 リピートIF DONE  400円刻み 
     「売り・買いダブル」 


②SP500 リピートIF DONE 50pt刻み仕掛け
      ⇒40pt利食い
     「売り・買いダブル」
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CFD自動売買の基本的な考え方は以下リンク先の通りですが、


今年は「仕掛け&利食いの間隔」を大きく広げ、売り設定も追加する作戦です


 



同じ設定を新規で始めたい方は、DMM.com証券のCFDもおすすめです。


0.1枚の小サイズで、期限なしの注文が可能ですし、手動でロスカットレートを設定する手間もありません。



DMM証券の口座開設は下記バナーから↓

DMM CFD 




(2)マネースクエアCFD(クリック株365)


今週は+18万円ほど利確しています。


3週間で+200万円超までなんとか実現益を積み上げられました。。


含み損は▲80~100万円程度ですが、この1か月のレンジ16,000円~19,500円内で動いている限り、


含み損はこれ以上増えない構造です。

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設定:ミニ1枚単位(GMO証券の10倍)
①日経225 

リピートIF DONE  

売 400円刻みで仕掛
⇒300円利食い

買 400円刻みで仕掛 

⇒ 300円利食い
===================


クリック株365は、ミニ1枚単位と、資金の少ない個人投資家には大きいサイズですが、


両建てになっている玉は証拠金不要となるため、売り・買いダブル設定の場合、たくさん玉を保有できます。


ただし今後も、売り玉、買い玉が一方向に極端に溜まりすぎないように注意したいです。


なお、ひまわり証券のCFDでは、最大300円幅でしか設定できませんが、リピートIF DONEのオート機能がついています。


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くりっく株365 





(3)今後の中長期的なシナリオと経済指標


今回の調整はどれだけ長引くか?


S&P500も、日経平均も、高値から最大で35%程度下落しました。


確かに今後3年とか、10年とかで考えると、非常に安い水準だとは思います。


ただし今後は、どの程度の景気調整「深度」・「期間」となるか、あるいは最悪を相場がいつ織り込むのかが重要になりますね。



それでは、今後注目したい展開と経済指標について考えたいです。


経済影響深度は以下のレベルに大別されると考えています。


日本株もアメリカ株に大きく引っ張られるため、便宜的にアメリカの経済環境を考えていきたいです。


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【第1段階】シャットダウンで需要減少・企業の収益減少


【第2段階】失業率急上昇


【第3段階】低格付企業の倒産・新興国ソブリン危機


【第4段階】金融危機・先進国のソブリンリスクに発展
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現在は【第2段階】から【第3段階】に至るかどうか、ところですね。


アメリカ新規失業申請件数は2週間で約1,000万人と、驚愕の数字です。


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政府が失業者へ給付を発表しているので、企業も解雇しやすいのでしょう。


アメリカ政府の220兆円規模の支援の一部には中小企業雇用への支援がありましたが、間に合わず失業者が出ています。


コロナが終息すれば、アメリカは再雇用も早いでしょうが、


失業者が既に大量に出てしまっているので、終息後の経済活動(個人消費)の回復ペースは鈍くなります。


今後数週間は政府の支援実行が本格化しますが、失業者はまだ増えると考えています。


これは明らかに、景気の谷を深くし、景気回復を遅らせる要因です。



次に、【第3段階】企業の倒産リスクですが、まだこちらはリーマンショック時よりも織り込まれていません。


3



今後この指数もつぶさに観察していく必要がありそうです。


私は個人的に、負債が大きな石油関連企業や、株価下落の影響を受けやすいベンチャーキャピタル中心に、爆弾を抱えていると思います。


また、政府の財政支援が間に合わなかった、又は不十分な中小企業の倒産も、まだこれから出てくると思います。


それが大資本企業、大きな投資会社に飛び火すかどうかも見極めていきたいです。



また、現在のアメリカ企業の多くが、GDP対比で過去最高の負債を抱えているのは前から指摘されていました。


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問題なのは負債の反対にある資産の中身です。


今回の信用サイクルの特徴は、企業の資産の中身が「自社株買い」が多いという事です。


「設備投資」だけではGDPから大きく乖離して総負債が増えることは小さいです。


景気が良い時は、自社株買いでEPS(一株利益)も上がっていき、PER(株価収益倍率)もそれなりの水準にとどまるため、株式バブルとは認識できません。


だから負債が多い事だけで投資を止める判断はできないわけですが、今回のコロナウイルスのように、


崩壊の「きっかけ」を察知したら躊躇なく、柔軟に投資戦略を考える思考が重要だと考えています。



【第4段階】を察知する指標として、セントルイス連銀公表のTED SPREADを見ています。


9


こちらはドルLIBORと3か月米国債利回りの差で、


金融機関の信用リスクやドル逼迫度を表わしています。


金融機関の信用リスクへの波及はまだリーマンショック程ではありません。


日本の地方銀行は最悪状況ですが、国際的な銀行はとても厳しいBIS規制やFRBのストレステストをクリアいているので、まだ健全です。


財政出動がソブリン・リスク(国の通貨信用)にまで波及しない限り、大手金融機関が危機に瀕するリスクはとても小さいです。



今後の中長期的な戦略は?


長期では株は安いので、積み立てをここから始める方などは、淡々とやっていけばいいと思いますが、


私は結構この調整が長引く可能性が高く、下値もまだ拡大する可能性が残されていると考えているので、


積み立て投資家は少額ずつ、より長期に時間分散するなどした方が良いと思います。


あるいは今年の激しい上下では自動売買を中心にし、


ボラティリティが落ち着いてきてから(来年以降かな?)「バイ&ホールド」に切り替えるなどの投資戦略も有効と思います。


私も今年はデリバティブ中心にトレードしながら、


中長期的な「バイ&ホールド」玉の再構築は時間をかけて慎重にやりたいです。



今後は、まだ不安定な上下がかなり続くと思います。


楽観にも、悲観にもなりすぎもダメですね。


毎週状況をしっかりと確認しながら、慎重に進みたいです。



本日の内容は以上です。


いつもお読みいただきありがとうございます。


今週も謙虚に、自分や身近な人を大切に生きていきましょう。


私も読者の皆さまの成功と幸せをいつも願っています。





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keroinvestment at 15:27│Comments(0)日経平均分析 | マクロ経済

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