【もう10年に1度の買い場は終わったの??】底堅い株価の今後は?【本当にバブル突入?】ロックダウン解除後の経済と株価!

2020年05月03日

【GW特集号:日銀ETF倍増で爆上げはある??】コロナ不況下のマクロ戦略その1


こんにちは。ケロルです。



今週はいつものポジショントークに加え、マクロな経済や政策について考えていきます。



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1.コロナ不況下のマクロ戦略!


(1)チャート分析!


(2)日銀のETF買い支えはどこまで効果的??


(3)日経平均の年間パターン分析と戦略の作り方


2.5月4日週の見通しと戦略
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1.コロナ不況下のマクロ戦略!


(1)チャート分析!



私はグローバルなマクロ投資戦略を考えるうえで、日経平均のチャートパターン分析を特に大事にしています。


日経平均は、「世界の景気敏感銘柄」です。


また、とても特徴的な日柄パターンで動いており、チャート分析がとても有効です。


もちろん、テクニカル分析は一種の「アート」ですから、私の「経験則」や「ポジショントーク」の域は出ませんが・・・


とにかくまずは、チャート分析をやっていきましょう。



長期の週足です。


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アベノミクス以降、初めて200週移動平均を大きく割り込んでいます。



もう少し拡大してみます。

無題


ここ数年間は20,000円~24,000円のレンジで推移してきましたが、


それを大きく下抜けてしまい、逆に20,000円以上の価格帯が抵抗になっています。


また、より短期の移動平均が下向きに迫っていますので、下落圧力は強いと言えます。


長期のチャート分析の観点からは、高値に向けてV字回復はかなり可能性が低いと言えます。


やはり、メインシナリオとしては、年内に再度下落局面があると考えておきたいです。



そのうえで、「低迷相場が長期間続く」のか、「2番底を付けて大きく上昇する」のか、考えていく必要があると思います。



予想外の上方向は「サブシナリオ」
として考えておきます。





(2)日銀のETF買い支えはどこまで効果的??


そうはいっても、日銀が株式ETFを「超爆買い」するので、ガンガン上がるのでは?というご質問をたくさんいただきます。


私の分析結論としては、


日銀ETF買いは短期的に下げ圧力を逓減させるが、


長期的にはファンダメンタルズを無視して株価を押し上げることはできない。



と考えています。


以下データを見て考えましょう。

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2017年12月以降だけでも、14兆円も日銀がETF買ってる・・・


累計35兆円くらい、4月はたった1か月間で1.2兆円も買っています。


日本の市場規模から考えると、「前代未聞の異常な介入」です。


日銀買いによって、短期的に相場が下がりにくくなるのは間違いありません。


ショートカバーによる上昇も入りやすいです。




しかし、過去年間6兆円ペースで買入てきた結果というと・・・・下図をご覧ください。



日銀がETF買入を強めるとともに、日経平均のPERは低下してきました。



日銀が買うからといって、世界の投資家は日本株を魅力的な投資とは思っていないようです。


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なお、直近のPER急上昇は、企業収益急減少によるものです。



次に下図は、「裁定買い残」から「裁定売り残」を差し引いたものです。
(単位は枚数)

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裁定残高はずっと「マイナス水準では長期間推移できない」と言われてきました。


しかし現実は、あたかも日銀ETF買いに対抗するかのように、裁定残高は2019年以降大きくマイナス水準で推移しています。



つまり、「もうこの水準まで裁定残高が低下したから、売られない」という事は言えないと思います。


もちろん、裁定残高が急低下した後は、一時的なな巻き戻しによる上昇には注意が必要ですよ。



もう少し細かく見ます。


以下は「裁定買い残」の推移です。

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2019年以降、歴史的な最低水準に張り付いています。


歴史的には、この水準まで買い残が減った後は、まもなく上昇に転じてきました。


でも、今回コロナショックで株価は2019年の安値を大きく割り込んでいます。


やはり裁定買い残だけで買い場を当てることは、無理があるようです。


次に裁定売り残です。

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裁定買い残が歴史的な低水準で張り付く一方で、売り残が増えることで、日銀ETFの増加とバランスを取っている格好になっています。


2019年以降、どんどん売り残が増え、歴史的には見たことのない水準になっています。


やはり、日銀は短期的な需給改善には一役買っているが、株価水準をファンダメンタルズを無視して「長期的に」押し上げているとは言いづらいですね。



投資家としては、常に下がった後の反発を警戒しつつも、日銀買入だけで投資判断しないようにしたいです。



「チャート分析」や「景気循環」「市場のテーマ」を重視して引き続き投資やトレードをしたいです。




(3)日経平均の年間パターン分析と戦略の作り方



いつもは3,4年周期の景気先行指数の循環を考えています


日経平均の分析には、特に日本とアメリカを見るのが大切です。


今回は、3,4年の周期では説明できない「リーマン級」がいきなり来たため、


この分析は「現在は一時的に」あまりアテになりません。


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日本は、もともと景気先行指数が落ち込んでいましたが、


今回のコロナウイルスで「とどめ」を打たれました。



一方アメリカ。

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アメリカは3,4年周期では「回復期」にすでに入っていましたが、コロナウイルスで一気に悪化しました。



ここからどの程度回復に時間がかかるかを判断するにあたっては、一応材料の一つとして景気循環を見ていきます。




年間のパターンをざっくりと考える


ざっくりと年間パターンは3パターンが多いです。


これらの組み合わせで、長期の相場が作られていきます。
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では今年はどのパターンなの?


2017年は「強気型」、2018年は「弱気型」、2019年は「ボトム型」でしたね。




先ほどの中長期チャートを見るに、2020年は「弱気型」または「ボトム型」になりそうです。


私は2018年に近い「弱気型」をメインシナリオと考えています。



また、年間値幅が、通常は「20~25%程度」「4,000~5,000円程度」が普通です。


今回コロナショックで8,000円も一気に下がりましたが、


その後の戻り幅としては、だいたい4,000円程度と見ていたわけです。


したがって、先物安値15850円から考えて、戻り目途は以下だと以前のブログでも申し上げてきました。


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コロナショック下落に対する

1.38.2%戻し = 19,000円

2.50%戻し = 20,000円

3.200週線、61.8%戻し = 20,700円~21,000円
  
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日柄と季節性


だいたい重要な日柄は1か月(23営業日)、2か月前後(35~45営業日)が多いです。



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これらが組み合わさって、年間の大きなパターンが形成されていくわけです。


他にも9営業日とか、17営業日とかもありますが、


大きなトレンドを見るという意味では、「1か月」「2か月」という動きを意識したいです。


また、季節性としては、4月、10月が強く、2~3月、8月が弱い傾向にあります。


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更に大きなテーマによってこの通りにならないことも多いですが、だいたい意識したいです。




2.5月4日週の見通しと戦略



先週までに書いたシナリオから、メインは変えていません。


テクニカル的にも、何度か抵抗帯である20,000円超を試す(21,000円くらいまであり得る?)可能性は高いですが、


やはりその後、下落する可能性が高いと見ています。


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波動カウント(将来の予想含む)


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日足です。

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戻りの目途はほぼ達成しました。


また、日柄的には少し短めですが、安値から32営業日でいったんの高値を付けています。


もう何度か高値を試すかもしれませんが、当面の高値は付けた可能性もあります。


上昇傾向が終了した後は、一旦は上下幅1,500円程度(19,000円くらい?)の調整があるのでは?と考えています。


暫くはロックダウン解除に向けた期待感もあり、急上昇の直後なので暴落はないと思っていますが・・・


やはりざっくりとは戻り売りを考えています。


20,000円はCFDで「腰を据えた長めのショート」を取っていますが、これは引っ張ります。


19,000円割れがあれば、買戻しも入りそうですが、アウトライトのロングは今週はかなり慎重にいきたいです。


一方、20,000円前後からそれ以上の水準では、比較的短期のショートも検討します。


短期の場合はCFDの代わりにプットのバックスプレッドをやるかもしれません。


裁定残高が歴史的な低水準であることから、上昇を予想する声も大きいのですが、


裁定残高に関しては上記の日銀ETF記事でも書いた通り、


警戒はしますが、それ以上に「チャート」や「日柄」「今後のテーマ性のある材料」を考えたいです。






なお、今後起こりうる大きなテーマとして以下は常に意識したいです。


「チャート」+ これらの「ヘッドライン」で流れが一気に変わる可能性があるからです。

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1.米国の中国非難、制裁発動


2.ロックダウン解除後の経済指標と需要回復度合い、貿易縮小


3.北朝鮮に中国が侵攻するかも? ⇒ 米中対立激化


4.小売りの在庫投げ売りセール、不動産売り殺到
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ロックダウン解除後にどのような経済と相場の変化が起こるのかは、


連休中に研究したり、長老有識者とじっくり話したうえで、私の考えを特集記事に書きますね。






先週のトレード!


先週のブログの方針通り、短期では手口が強かったので買い目線でした。


しかし週明け乗り遅れたので、+100円幅の短期で勝負しました。


1.日経CFD

指値、逆指値のみです。

①買 19,500円 ⇒ 19,600円(+100)

②買 19,700円 ⇒ 19,800円(+100)

③買 20,000円 ⇒ 20,100円(+100)

④売 20,000円 ⇒ 長くホールドする予定



2.自動売買(リピートIF DONE)


(1)GMOクリック証券CFD(0.1枚単位の小口。元手250万円)

先週は+6万円ほど利確しています。


ポジションは全体的に、ネットショートになっています。


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①日経225 

買300円仕掛け、300円利食い
売400円仕掛け、300円利食い


②SP500

買40pt仕掛け、40pt利食い
売50pt 仕掛け、40pt利食い
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CFD自動売買の基本的な考え方は以下リンク先の通りですが、

今年は「仕掛け&利食いの間隔」を大きく広げ、売り設定も追加する作戦です


 


0.1枚単位の小口で私と同じ設定をやるなら、DMM.com証券のCFDもおすすめです。
(こちらの方が使いやすいかも。)


これから始めたい方は下記バナーから口座お申込みください!↓
DMM CFD 





(2)マネースクエア 完全オートリピートIFDONE
(mini 1枚単位、元手300万円)

先週は+15万円利確しました。


こちらはmini 1枚単位とやや大口ですが、両建てだと建証拠金不要のため、資金効率が良いです。

ポジションはネットショートになっています。

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設定:ミニ1枚単位(GMO証券の10倍)
①日経225 

売 400円刻みで仕掛、300円利食い

買 400円刻みで仕掛、
300円利食い
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ひまわり証券様でもリピートIF DONEの完全自動機能がついています。

ただ最大仕掛け幅が300円なのは今の相場だと少しリスクが高いですが・・・


ひまわり証券の口座開設はこちらからお願いします↓ 


くりっく株365 





本日の内容は以上です。


いつもお読みいただきありがとうございます。


これから想像以上の時代の変化がおこるかもしれません。


読者の皆さまと一緒に、激動の時代を笑顔で生きていけるよう、私もしっかりと考えたいと思います。




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keroinvestment at 14:10│Comments(0)日経平均分析 | マクロ経済

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