【本当にバブル突入?】ロックダウン解除後の経済と株価!【コラム】金余り相場!金融緩和を続けて社会は良くなる?

2020年05月16日

【PER急上昇は金融バブル!?】今後の相場とチャンスの市場は?


こんにちは。ケロルです。



今日は実体経済と株価との違いや、今後チャンスがありそうなトレードについて考えます。


今週もどうぞお付き合いください。



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1.株価と実体経済との乖離?


2.いつもの日経平均分析!


3.そのほかのチャンス商品?

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1.株価と実体経済との乖離?



今のPER上昇は金融緩和バブルではない?



2020年3月期の決算発表を順次受けて、日経平均の実績PERは27倍台まで上昇しました。



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企業利益が減少しつつ株価も上昇しているためです。


今後決算が進むにつれて、更にPERは上昇すると思います。



これをみて「株価が実体を乖離してバブル化している!」という方が多いですが、


必ずしもそういうわけでは無いと思います。



今回のようなPER上昇は、2008年リーマンショック時にも起こりました。


株価が先に減益を織り込んで反発に転じているため、企業の利益に対して株価が高いと感じられるのだと思います。




因みに、金融緩和と日本株PERの推移です。


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日銀が債券購入やETF買い介入を始めてから、日経平均のPERは上がるどころか、低下しています。(割安に放置されている)


金融緩和を行っても、株が企業利益を無視してバブル的に買われるわけでは無さそうです。



金融緩和が以下のように、EPS(=Earnings Per Share 一株あたりの企業利益)増加につながれば株価は上がります。



①景気が良くなって企業利益が増加する、または景気改善が期待できる

⇒EPSの分子「Earning」が増える、増えると期待する



②資金が増え自社株買いが増加する

⇒EPSの分母「Share」が減る




特に長期投資家は、単純に「金融緩和をしているから不況でも株は買いだ」ではなく、


「金融緩和が実体経済、EPSへの効果が期待できるか」も考えて株式へ投資したいです。


株の場合ですよ。


債券とか金などはもっと金融緩和に直接影響を受けます。




リーマン時のPERと株価!


次に、2007年以降の不況相場と比較します。


まずはPERの推移。



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サブプライム不況下で日経平均は PER14~17倍だ推移していました。


その後リーマンショック後の2009年3月決算が発表された5月前後に、


EPS急減でPERが285倍になったり、赤字転落でPERが算出不能になりました。



次に同期間の株価を見てみます。


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PERが異常値を示す初期に、株価は底打ちしました。


株価は先に異常値を織り込んだわけですね。



2010年後半には再びPERが14~17倍で落ち着くわけですが、


株価は2009年中に2010年後半と同じ水準まで回復しています。




今回はどうなるんでしょうか・・・?


今回のショック前は、PER12~14倍で推移していました。


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その後PERが異常値になり始めていますが、株価は16,000円でいったんは織り込みが終了し、反発しています。


今後の反発目途ですが、先ほどの2008年以降の推移を参考にすると、


日経平均の半年~1年後くらいのPER 12~14倍を織り込む水準になると思います。



私はテクニカルの観点からは、戻り高値は 20200円~20700円(半値戻し~200週線)くらい、


大きく戻れば21100円(61.8%戻し)と考えていましたが、既に良い水準まで来ていますね。



2か月前のブログでもそのように予想していましたが、5月15日現在、大きくは矛盾していません。


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またこの水準というのは、コロナ前のEPS 80~90%の戻りかつ PER14倍 を織り込んでいる水準です。


まあそう考えると、実体経済の観点からも、戻りはそろそろ終わりかな?とどうしても思えてしまいます。



更に前回のブログで社会の変化についても書きましたが、


私は実体経済、日本株EPSについては上振れよりも、まだ織り込まれていない下振れリスクの方が高いと考えています。



ex.米中対立激化、国際取引制限、大企業の倒産、途上国の財政破綻、先進国財政混乱



指数ウェイトの大きな銘柄のうち、 NTT や KDDIなど通信大手は中長期的に良いと思いますが、


ソフトバンクG(投資会社)、トヨタ、メガバンクは、やはり最高益更新は少なくとも数年は厳しいと思います。


日経指数ウェイト最大のファストリは・・・柳井さん自身も「リーマン以上に厳しい」と言っていたし、


やはりそう簡単に最高益復活は難しいのでしょうね。


セクターごとのアフター・コロナ分析は機会があれば書きます。
(私は銀行出身なので、金融機関の事情は詳しく書きたいです。



いずれにせよ株価は今後、バブルではなく、むしろ半年から1年くらいは下方向への警戒が必要ではないかな?と考えていますよ。



なお前回のブログでは、ロックダウン解除後の経済について簡単に考えています。






ここまでまとめ:

①これからPERは異常値へ。投資判断は将来のEPSを考えないといけない


②実体経済への先高期待が無いと、金融緩和だけで株はバブルにはならない


③そろそろ戻り高値としては良い水準。半年~1年内は下方向への警戒が必要か?


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2.いつもの日経平均分析です!


先週は、週足の日柄的に、少なくともいったんの高値を付けやすい週だと申し上げました。



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日足レベルでは週後半に転換しやすい日柄だったため、


週初デイトレ買いから入り、20500円でスウィングのショートを追加しました。



この後予想されるメインシナリオですが、基本的には変わっていません。


重要日柄である「35~45営業日」の戻りで、レンジ調整にシフトする展開がメインです。


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また、目先は上昇ウェッジを形成しています。


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上下ラインの中でもう少しもみ合うかもしれませんが、


このパターンは、煮詰まった後下に抜ける可能性が非常に高いです。


ただし下抜けした場合でも、以下の観点から、一気に暴落はしないと思います。


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①裁量系の悲観ポジションが入っている


②日銀が大慌てで買ってくる(TOPIX前場▲0.32%で買ってきた!)


③夏場はまだ経済回復期待も根強い

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したがって、今回は過去にも良く見られたように、


じり上げ後の急落&▲2σでの急反発パターンにも警戒したいです。


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下に行った場合は、だいたい19,000円前後は下値意識されやすいです。


また、2011年のリズムは非常に参考にしており、


当時のように5月はじり安調整になる可能性も考えておきたいです。


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一方上があるとすれば、引き続きウェッジライン上限の20700ちょいくらいです。



なお年後半には、もう一段戻り高値が仮にあったとしても、下落第2波が起こる可能性が高いと考えています。




5/18週のトレード戦略


5/18週ですが、動きが出る可能性があるため、注意したいです。


既に20,000円と20,500円で長めのショートを持っているので、


短期のショートはあまり積極的に狙いません。


20,300円以上があれば、ごく少ない枚数でやるかもしれません。


一方、買いに関してはウェッジラインを下抜ける可能性も十分にあるため、


急落があれば 19,100円台まで買いは待ちたいです。


それまでの所でも地合い的に押し目買いを狙えそうなのですが、そこは自動売買に任せます。



先週のトレード


1.S&P500

① 買 2,916  ⇒  2,936 (+20)

デイトレ!


2.日経225

② 買 20300円 ⇒ 20400円(+100) 

③ 買 19800円 ⇒ 20100円(+300)

体感的に買いの方が簡単だったなあ・・・


③ 売 20500円 ⇒持ち越し

売りは相場師スタイルの長めの玉です。




3.自動売買(リピートIF DONE)


(1)GMOクリック証券CFD(0.1枚単位の小口。元手250万円)

先週は+4万円ほど利確しています。

ポジションは少しだけネット・ショートになっています。


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①日経225 

買300円仕掛け、300円利食い
売300円仕掛け、300円利食い


②SP500

買40pt仕掛け、40pt利食い
売40pt 仕掛け、40pt利食い
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CFD自動売買の基本的な考え方は以下リンク先の通りですが、

今年は「仕掛け&利食いの間隔」を大きく広げ、売り設定も追加する作戦です


 


0.1枚単位の小口で私と同じ設定をやるなら、DMM.com証券のCFDもおすすめです。
(こちらの方が使いやすいかも。)


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(2)マネースクエア 完全オートリピートIFDONE
(mini 1枚単位、元手300万円)

先週は+15万円利確しました。


こちらはmini 1枚単位とやや大口ですが、両建てだと建証拠金不要のため、資金効率が良いです。

ポジションは少しネットショートになっています。

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設定:ミニ1枚単位(GMO証券の10倍)
①日経225 

売 400円刻みで仕掛、300円利食い

買 400円刻みで仕掛、
300円利食い
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ひまわり証券様でもリピートIF DONEの完全自動機能がついています。

ただ最大仕掛け幅が300円なのは今の相場だと少しリスクが高いですが・・・


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3.そのほかのチャンス商品?


個人的な見方です。


1.テクノロジー株

買えなかった・・・・次のチャンスを待ちたいです。



2.ゴールド

結構買っていたのでキープします。


マネタリーベースが増加し続けることや、すでにドル現金化ニーズも低下していることから、


投資判断は長期でまだ買いでよいと思います。


引き続き長期で押し目買いや積み立て買いは続けます。



3.通貨(FX)


以前も言った通り、株価が経済の先行指数であるのに対し、金利や通貨は一致指数です。


現在最も危険な通貨は、明らかに新興国通貨です。


しかし新興国通貨の空売りは読みづらい急反発に遭ったり、FX業者の提示プライスが安定しなかったりするので注意です。


また、米ドルは基軸通貨の強さと、緩和強化の弱さが併存しているため、


対円ペアの空売り(円買い)にしようと思います。



私は結局以下のペアを選択しました。


実際はほぼチャートのみで判断していますが、あえて他の理由を書くと以下です。


①豪ドル円

根拠:
・米中対立激化による影響大

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②ポンド円

・対外純負債大
・欧州エクスポージャーの大きい銀行業へ依存度大
・値動きが大きい(順張りしやすい)

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③トルコリラ円

・対外純負債大
・脆弱通貨、今は政策金利も上げづらい
・比較的取引量が安定
・値動き大
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因みにドル円の理論価格は 92円です。

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でもドルは基軸通貨の強さもあり、長めに少しずつショートしないと、踏み上げられそうです。。





本日の内容は以上です。



いつもお読みいただきありがとうございます。


今週も前向きに頑張っていきましょう。




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keroinvestment at 16:07│Comments(0)日経平均分析 | マクロ経済

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