【米ハイテク株調整続く】株式投資戦略どうする!?【トランプ陽性】相場への影響と作戦は?(10/3)

2020年09月26日

【大統領選はトランプ優位に?】今週の相場観と注意すべき点


こんにちは。ケロルです。



今週もよろしくお願いします。


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米国株は少し下げ止まってきた??


週末にかけて、米国株は少し下げ止まり感が出て来ました。


100日線で踏みとどまっています。


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かなり値幅的にも調整したので、一旦反発局面に入りそうに見えます。


その後はどうか?・・・わかりませんが、もう一波乱あっても良い準備をしておくべきかと思います。


米株はかなり割高なことに加え、大統領選挙の不安要素もあります。


私個人的な経験則上、日経平均の調整もそろそろ警戒したいため、米株に対してもまだ「超強気」にはなれません。


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2週間前にお出ししたイメージは、今の所同じです。


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とはいえ、米国株に対して日本株が異常に底堅いのは事実です。


大幅調整の可能性を考えらながらも、実際の売買戦略はチャートを使って、前週までと同じものを維持するつもりです。



基準線より上では、素直に買い回転継続。


基準線より下では、「売りヘッジ」 または 「攻めの売り」を入れつつ、押し目買いは少しずつ間隔をあけて慎重に、という戦略です。

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日経平均は、先週CME(シカゴ市場)先物では基準線をしっかり下回りましたが、


日本時間の大証先物またはザラ場現物の終値で判断するのが基本かな、と思います。


私は今、日中マーケットとは異なる仕事でとても忙しいため、朝CMEの終値でやっていますが・・・


ちなみにS&P500先物でも同じ戦略を取っており、先週は攻めの売り回転も積極的に行い、利益を積み上げています。


また分割で押し目買いも入れており、週末の反発で少し利食いをしています。




トランプ氏再選は株価にとって好材料?


正直なところ、「チャート」をベースにトレード戦略は立てたうえで、大きなイベントはポジションを小さくしてやり過ごす、のが私の考える基本です。


大きなイベントではチャートでも予測不能な、ランダムな動きになりますからね・・・


とはいえ一応、大統領選挙についても考えてはおきます。


トランプ現大統領が最高裁判事に「ゴリゴリ保守派」のバレット氏を指名しました。

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承認権限を持つ上院は共和党優位ですから、大統領選までに正式に任命される可能性が十分に高いです。


アメリカの一般庶民にとって、最高裁判事の任命は極めて重要な、関心事です。


アメリカの最高裁は、人工中絶やオバマケアなどの「価値観」について判事各人が独自の明確なスタンスをとっています。


保守派が判事の多数を占めることは、今後の政策推進にとって共和党有利な「価値観」を作りやすいと言えます。


大統領選でも、トランプ氏にとってとても有利に働くと思われます。


私はこの件がなくとも、「バイデン氏が大幅有利」という報道はメディアの「偏向報道」だと元々考えていました。


もともと「国民の支持数では互角」、「スウィング・ステート(中立州)の選挙人数ではトランプ氏が優勢」と考えていましたが、


最高裁判事の任命がうまくいけば、トランプ大統領が圧倒的に優勢になる気がします。


そうなれば不透明感が払しょくされ、株価にもプラスな気がしますが・・・・・


あとから「選挙結果は無効だ!」とか「誰かが票を操作していた」とか言い出す人、メディアが必ず現れるのよね。。


最後までマーケットの不透明感は払しょくできず、ゴタゴタする可能性には注意したいです。



ファンダメンタルズは・・


毎週お読みいただいている方にはしつこいようですが、ファンダメンタルズ面では、今週も基本的な見方は継続です。


リーマンショック後の景気循環と、今回の景気循環を比較して出しています。


まずは日本。

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回復の勢いは低下してきましたが「回復期」にいます。


次にアメリカも同様です。


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今回は2018年以降、約2年間の調整期間を経て、日本やアメリカの景気循環は回復期に入っています。


ちょうどコロナショックが景気調整の最終局面となったように見えますね。


今後考えておきたいことは2つです。

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① 中期的には景気回復傾向が続きそう


② 短期的には、回復モメンタムは低下しそう
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これは先週お出ししたZEWドイツ景況指数を見ても同じことが言えます。


現況指数は中期的なサイクルを表わしており、現在はボトムアウトして上昇余地が大きい位置にいます。

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一方、期待指数は、短期的な株価の動きと連動性が高いですが、こちらはピーク水準であり、既に期待が株価に織り込まれています。



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短期的にはやはり調整に警戒する時間帯です。


ただし調整したところは「買い場」との考えのもと、次の上昇にも備えたいところです。





ドル高、ゴールド軟調・・・ゴールドはどうする?


ゴールド価格とアメリカの実質金利は相関性が非常に相関性が高いと申し上げてきました。


このところ、アメリカの実質金利がやや上昇してしまったため、ゴールドが軟調になっています。


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実質金利が上昇した背景としては、期待インフレ率が頭打ちになっていることが大きいです。


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以前も少し書きましたが、量的緩和はインフレ率に直結しない事が多いです。


日本が良い例です。


量的緩和でお金があふれると、「必要なもの・実物価値のあるもの」の値段が高くなるのではなく、


「実物価値のないもの・投機対象」にお金が流れてしまい、結局経済の無駄が大きくなり、物価もなかなか上がらない。。


お金を刷れば、業績の悪いゾンビ企業の株が買われたり、銀行がたくさんお金を貸してくれたりします。


ユニクロは優良企業ですが、PERは60倍まで買われています。。


まあ要するに、先進国では物価が上がりにくい時代に突入しているということは言えそうです。


今回アメリカの期待インフレ率はまだ上昇の余地は十分にあるとは見ているため、まだゴールド価格にも悲観的ではないですが。




今後ゴールドで注目すべき点。


リーマン危機前後から、米国債利回りとゴールド価格との関係性について比較しています。



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①2009年~2010年リーマン危機後は、暫くして金利が反発しましたが、ゴールド価格も上昇しました。

⇒現在はこの時と似ている気がします。


②2013年5月バーナンキショック時は、金利が上昇し、ゴールドは大暴落しました。


③2016年末トランプラリー時は、金利が上昇し、ゴールドは小さい調整をしただけでした。



②、③に関しては、FRBの政策スタンスが引き締め方向になったため、ゴールドへの影響が大きかったのですが、


今回はまだ、引き締めスタンスへは移行しないため、2013年のような大暴落になる可能性は極めて低いです。


ただし、FRBがリップサービスで「緩和を続ける」と入っているものの、既にマネタリーベースを急拡大させすぎたため、今後の緩和に対して慎重姿勢になっているのも確かです。


今回FRBの高官は「追加財政が必要だ」と次々に発言しましたが、失望で金が売られ、株も売られています。


FRBの政策が十分でなければ、期待インフレ率は上がらず、債券需給が悪化し金利上昇も起こってしまう。ゴールドもじりじり売られる、という展開には十分に警戒すべきです。



実際のトレードプランです。


裁量でやっている人は、基準線の下では「ヘッジ売り」や「攻めのショート」も駆使しながら、押し目買い仕込みを少しずつ検討する、で良いと思います。

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私はゴールドに関しては、長期の積み立てのみです。


ポジションも1ポンド(=16オンス)くらいしか保有しておらず、含み益も大きいため、大体1~2か月に1オンスずつの積み立てを継続するだけです。


今年は個人の短期トレードでは「タコ殴り」にやられてしまいましたが、長期ポジションのおかげで大分助かっています。


私は以前は金融機関でディーラーでしたが、


個人投資家としてはストレスが無いように、長く相場と付き合うのが最も大切だと考えていますよ。



本日の内容は以上です。


いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。


今週も無理せず人生を楽しんで行きましょう~。




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keroinvestment at 12:44│Comments(0)日経平均分析 | マクロ経済

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