2020年11月01日
【大統領選後の相場】選挙後は本当に株価上昇?
こんにちは。ケロルです。

本日は、現在の相場を動かしている要因は何か、そして大統領選後の動きについて考えたいです。
今週もよろしくお願いします。

1.波乱の11月相場?
先週の株式相場は結構荒れました。
S&P500は高値から▲10%くらい調整しました。

この要因は主に3つです。
======
①欧米のコロナ感染急拡大
②新規の財政出動はしばらく決定しなさそう
③大統領選挙が予想外の結果になるかも
======
いずれにせよ、この時期の調整をずっと当ブログでは申し上げていたので、意外では全くないのですが・・・・これら順番に考えていきましょう。
①コロナ影響
欧州での新規感染者数が急増しています。
特にフランスはすごいですね・・・

その結果、ドイツではバーや飲食店、娯楽施設を1か月間閉鎖
フランスは1か月間の再ロックダウン
これらの経済影響を懸念して欧州株を中心に、世界的に株価が下落しました。
ただし、市場にとってはコロナは「未知のもの」ではないため、2020年初よりも投資家も落ち着いた行動をするはずです。
更に今回は3月よりも感染者数の割に死亡者数が少ない事もあり、各国、経済影響にも配慮しながら制限をかけていくはずです。

またECBが追加の金融政策を示唆していることも、株式相場にとっては大きな後押しになります。
いずれにせよ、ここから更に「未知の」コロナ影響や死者の急増が発生しない限り、コロナは「ポジション調整の一材料」と見ておきたいと思います。
②③アメリカの追加財政と大統領選挙
先週のブログにも書いた通り、大統領がすぐに決まらないという懸念が高まっているようです。
RCPの集計によると、獲得選挙人はトランプ氏が226 対 バイデン氏 312
トラファルガーグループ集計によると、トランプ氏288 対 バイデン氏 250
どちらが勝ってもおかしくないのですが、トランプ氏が投票で勝った場合は、バイデン氏はすんなりと敗北宣言する可能性が高いため、
結局はトランプ氏再選が最も相場にとって良いシナリオだと思います。
トランプ氏が11月3日に僅差で敗れた場合が一番厄介です。
また、選挙結果がゴタゴタとなり年内に追加財政政策が決まらなかった場合は、確かに市場の不安は高まる可能性が高いです。
ただその結果、12月のFOMCで何らかのハト派政策・声明が出る可能性も高く、安易に株式市場に対して悲観一辺倒でもダメな気がします。
2.ここからの相場展開?
上記の通り、コロナ影響はもはや「未知」ではなく、大統領選挙や財政政策でゴタゴタがあった場合も金融政策(量的緩和)の発動があるため、
「中期的には」株式市場も支えられていくと見ています。
中期的な景気循環からも、株価が回復期に入っていると考えています。
(日経平均の長期リズム)

(日本の景気先行指数)

ただし短期的な調整はまだ続く可能性が高いのでは?と個人的に感じています。
理由の一つは、大統領選後の追加財政や不透明感後退に期待した米国株の買いがまだまだ大量に入っている事です。

短期的には日足オシレーターが売られすぎを付けたので、反発しやすいです。
ただし大統領選挙を挟んでいったん戻ったところは、戻り売りも出やすいポジション状況に思えます。

もう一つ、日経平均を見ておきます。

短期的なリズム的に、近いうちに日経平均にもしっかりとした調整が発生する可能性が高いと感じています。
投資家のポジションが小さく、日銀の買い入れもあるのであまり大きく下がりませんが・・・
そろそろリズム的に、週足のストーストキャスティクスが売られすぎまで調整する場面がある気がしています。
一方、万一ここから24,000円~24,500円とかの上値を先行して試すようであれば、2021年1-3月期の調整が大きくなる気がします。
3.トレードの作戦は?
先週の株式相場は結構荒れました。
S&P500は高値から▲10%くらい調整しました。

この要因は主に3つです。
======
①欧米のコロナ感染急拡大
②新規の財政出動はしばらく決定しなさそう
③大統領選挙が予想外の結果になるかも
======
いずれにせよ、この時期の調整をずっと当ブログでは申し上げていたので、意外では全くないのですが・・・・これら順番に考えていきましょう。
①コロナ影響
欧州での新規感染者数が急増しています。

特にフランスはすごいですね・・・

その結果、ドイツではバーや飲食店、娯楽施設を1か月間閉鎖

フランスは1か月間の再ロックダウン

これらの経済影響を懸念して欧州株を中心に、世界的に株価が下落しました。
ただし、市場にとってはコロナは「未知のもの」ではないため、2020年初よりも投資家も落ち着いた行動をするはずです。
更に今回は3月よりも感染者数の割に死亡者数が少ない事もあり、各国、経済影響にも配慮しながら制限をかけていくはずです。

またECBが追加の金融政策を示唆していることも、株式相場にとっては大きな後押しになります。
いずれにせよ、ここから更に「未知の」コロナ影響や死者の急増が発生しない限り、コロナは「ポジション調整の一材料」と見ておきたいと思います。

②③アメリカの追加財政と大統領選挙
先週のブログにも書いた通り、大統領がすぐに決まらないという懸念が高まっているようです。
RCPの集計によると、獲得選挙人はトランプ氏が226 対 バイデン氏 312
トラファルガーグループ集計によると、トランプ氏288 対 バイデン氏 250
どちらが勝ってもおかしくないのですが、トランプ氏が投票で勝った場合は、バイデン氏はすんなりと敗北宣言する可能性が高いため、
結局はトランプ氏再選が最も相場にとって良いシナリオだと思います。

トランプ氏が11月3日に僅差で敗れた場合が一番厄介です。
また、選挙結果がゴタゴタとなり年内に追加財政政策が決まらなかった場合は、確かに市場の不安は高まる可能性が高いです。
ただその結果、12月のFOMCで何らかのハト派政策・声明が出る可能性も高く、安易に株式市場に対して悲観一辺倒でもダメな気がします。
2.ここからの相場展開?
上記の通り、コロナ影響はもはや「未知」ではなく、大統領選挙や財政政策でゴタゴタがあった場合も金融政策(量的緩和)の発動があるため、
「中期的には」株式市場も支えられていくと見ています。

中期的な景気循環からも、株価が回復期に入っていると考えています。
(日経平均の長期リズム)

(日本の景気先行指数)

ただし短期的な調整はまだ続く可能性が高いのでは?と個人的に感じています。

理由の一つは、大統領選後の追加財政や不透明感後退に期待した米国株の買いがまだまだ大量に入っている事です。

短期的には日足オシレーターが売られすぎを付けたので、反発しやすいです。

ただし大統領選挙を挟んでいったん戻ったところは、戻り売りも出やすいポジション状況に思えます。


もう一つ、日経平均を見ておきます。

短期的なリズム的に、近いうちに日経平均にもしっかりとした調整が発生する可能性が高いと感じています。
投資家のポジションが小さく、日銀の買い入れもあるのであまり大きく下がりませんが・・・

そろそろリズム的に、週足のストーストキャスティクスが売られすぎまで調整する場面がある気がしています。

一方、万一ここから24,000円~24,500円とかの上値を先行して試すようであれば、2021年1-3月期の調整が大きくなる気がします。
3.トレードの作戦は?
日足ではS&P500も日経平均も、基準線を下回っています。

S&P500に関しては約10%近く調整しており、短期ストキャスティクスも売られすぎなので、「短期リバウンド狙い」+ 「中期的な追加買い」も少しだけ入れていますが・・・
基準線より下で推移していることから、従来のルール通り、ヘッジのショートも断続的に入れています。
日経平均も同じです。

リピートIF DONEをされている方は、基準線より下では、売り買いダブルが良いと思います。
また玉の間隔はだいたい1%くらい、日経平均で200円、S&P500だと30ポイントの設定でちょうど良いかな?と考えていますよ。
一方で、基準線より上では、間隔を狭めて、買いのみのリピートに戻せばよいでしょう。
本日の内容は以上です。
いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。
今週も無理せず人生を楽しんで行きましょう~。


S&P500に関しては約10%近く調整しており、短期ストキャスティクスも売られすぎなので、「短期リバウンド狙い」+ 「中期的な追加買い」も少しだけ入れていますが・・・
基準線より下で推移していることから、従来のルール通り、ヘッジのショートも断続的に入れています。

日経平均も同じです。

リピートIF DONEをされている方は、基準線より下では、売り買いダブルが良いと思います。

また玉の間隔はだいたい1%くらい、日経平均で200円、S&P500だと30ポイントの設定でちょうど良いかな?と考えていますよ。

一方で、基準線より上では、間隔を狭めて、買いのみのリピートに戻せばよいでしょう。
本日の内容は以上です。
いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。

今週も無理せず人生を楽しんで行きましょう~。
