【大統領選より重要なこと】マクロ環境を見直そう!【天井打ったのか?】ゴールド急落が意味するもの?

2020年11月15日

【相場はいつまで上昇?】サイクルから戦略を考える!


こんにちは。ケロルです。



日経平均は過去3年弱のレンジを突破し、26000円に迫る勢いです。


相場はまだ上昇するのか?本日は景気サイクル、ポジションを中心に、様々なプロダクトを見ていきます。


今週もよろしくお願いします。



市場は日本株にアンダーウェイトだった・・・



先週の日本株は ファイザーの新型コロナウイルスワクチンの治験が 良好だったニュースを背景に 暴騰しました。

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過去の2万円から24000円の レンジを大きくぬけ26000円に迫る勢いです。


先週のブログでも、現在景気サイクルは回復期に さしかかっていることから、中期的には支えられる可能性が高く、


日足の「基準線」を割れない限りネットポジションは買いに傾けておき、新規玉も買いで回転すると申し上げてきました。


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ここまで一気に上昇するのは正直予想外でしたが、買いにポジションを傾けていたため、結果的にはうまくいきました。


なお前回のブログでは中期的な相場についてかなり詳しい分析をしているので、まだお読みでない方はぜひご覧ください。





このタイミングで大幅上昇した背景としては、やはり投資家が日本株を買えていなかったことが大きいです。


2020年11月のQUICK社アンケートによると、機関投資家が日本株を「オーバーウェイト」と答えた機関は25%

「アンダーウェイト」と答えた機関は22%でした。


ようやく強気派が弱気派を上回ってきたところですが、歴史的に株価のピークはオーバーウェイトが50%超~60%となったところです。


まだ日本株の投資家ポジションは歴史的に見れば積みあがっていないみたいですね。。。


海外投資家は今年になって現物株を5.4兆円、先物を4.2兆円売り越しています。


また、長期的に海外投資家の現物株保有は、アベノミクス前の水準に戻っています。

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買い支えているのは言うまでもなく日銀・・・

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大きく株価は上がりましたが、ポジションの観点からも、まだ中期的な大天井とは見ていません。



景気循環や政策の観点


これは先週のブログで詳しく書いたので、今週はさらっと流しますが、

OECD景気先行指数の10月分が更新されたので見ておきたいです。


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日米の景気先行指数は「回復期」、つまり回復方向に勢いづいています。


ただし、日米に関しては長期の景気先行指数の平均値を超えて、「好況期」に向かうにはまだ時間がかかる可能性が高そうです。


なお景気先行指数のなかでもより先行性の高い中国は、すでに「好況期」に突入しています。

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2018年初からの在庫循環も一巡したことで、力強さを増しています。


いずれにしても、現段階では以下と考えています。


(1)景気先行指数は明らかな回復基調を示しているが、


(2)日米の金融政策が明らかな引き締め方向に転じるほど、今回の回復サイクル(~21年末位を想定)で景気が過熱する可能性は低い




徐々に予想EPSの上方修正も入るか?


ちなみに現状は日経平均PERは23倍程度となっており、かなり高い水準です。

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ただこれは、日米のマネタリーベースとの相関性を見ると説明がつきそうです。


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また、景気先行指数の回復が進んだ後は、中央銀行がマネタリーベースの増加幅を抑えてくることでPERは頭打ちになりやすいのですが、


企業の予想一株利益(フォワードEPS)が上方修正されていくことで、業績主導の株価上昇になることが多いです。


これが来年起こるであろうことだと思います。



短期・中期の相場見通しと戦略


私も日経平均が上抜けた後は、26,000円近辺を意識していたので、短期的にはいいところまで来たな、と思っているのですが、、


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2016年のトランプラリーの時のように、下記チャートAまたはBのような状況を予想しています。


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このまま上下1,000円強のレンジを形成していくか、それとももう一段上がった後に調整となるのか、いずれかのパターンが濃厚だと考えています。


ただいずれにせよ、トレードの作戦としては今のものを維持してよいと考えています。


ロングは少しずつ減らしていますが、

①ネットロングは継続し

②基準線割れからはヘッジを入れていきながら、

③調整局面では押し目買いも狙います。



リピートIF DONEではまだ買い回転のみです。



なお中期的には、2022年初くらいまでの相場を想定しつつ、来年2021年1-3月期は値幅調整を予想しています。

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ドル円・ゴールドは景気循環と実質金利を見る!


ドル円についてお問い合わせが多かったので私の意見(ポジショントークですよ)を書いておきます。


通貨、特にドル円は実質金利差に影響を受けると申し上げてきました。


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現在のドル円の理論価格は85円程度であるため、ドル円も下げ余地はあるのですが・・・


景気先行指数の回復傾向が鮮明なため、アメリカの実質金利が下がりにくい状況になってきたことや、


現状の投機筋ポジションが「ドル売り」「円買い」の方向に偏っていることから、なかなか下がりづらい状況です。


したがって、安易なポジションは持たないほうが良いと考えています。


株、特に株価指数の場合は、長期的には買いが有利なため、リスク管理をしておけば何とかなりますが、


通貨の場合、長期投資という概念はあまり有効ではないため、時間軸の短いトレードか、気にならない量でポートフォリオ分散、リピートI FDONEするという程度でしょう。



また、ゴールドもドルの実質金利に連動しています。


今後は上記の通り、実質金利はまだ急上昇する局面ではないですが、低下もしづらくなってきていることから、ゴールドも上値は重くなりやすいと思います。


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ただ長期的には、マネタリーベース増加の恩恵を受けられ、どこかで急激なインフレーションになった場合のヘッジとしてもかなり有効なので、


引き続き長期の積み立てでポートフォリオには加えておきたいと思います。





本日の内容は以上です。


いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。


今週も無理せず人生を楽しんで行きましょう~。




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keroinvestment at 11:22│Comments(0)日経平均分析 | マクロ経済

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