2020年12月19日
第98話【マクロ&チャート分析】2021年の株価予想!
こんにちは。ケロルです。

今年ももう年末ですね。こちらのLivedoorブログも開設後2年が経ちました。

その前から含めると、相場ブログをもう10年くらい書いているでしょうか・・・

みなさま本年も本当にありがとうございました。

今年は後半かなり追い上げたものの、私の個人トレード成績は前半のエゴ・トレードが響き、マイナスとなってしまいました。

ポジションを抑えて淡々とやっていれば、結構儲かったはずですが・・・欲を出すのが一番ダメですね。

反省の多い年でしたが、気を引き締め、今日は来年の話をしたいと思います。

株価のパターンを再認識しよう!
日経平均は景気循環とともに、比較的パターンの鮮明な動きをしています。


だいたい、連続で大きく上昇するのは1年くらい、調整は通常であれば1年くらい。
リセッションを伴う調整となると、2年くらい調整することが多いです。
現在、3月のボトムから約9か月上昇トレンドが継続していますので、来年前半あたりは注意が必要といえるでしょうね。

それでは、来年の値動きのメインシナリオです。
2013年や、2006年のような動きに近いイメージを現在持っています。

2013年:

2006年:

ともに、1年間大きく上昇した後、下値を切り上げながら大きなレンジ相場になりました。

ということで、2021年の日経平均の予想チャートです。↓

一応、サブシナリオとしてはバブル相場を考えています。

が、その場合は、中期玉のホールド+短期的なスウィングトレードで対処します。

景気循環のパターンから
参考までに2013年と2006年の景気循環のパターンを見ておきましょう。

まずは2013年です。

2012年10月ころから、「回復期」に入り、株価は上昇トレンドに入りました。
その後、2013年5月はまだ「好況期」でしたが、一気に急上昇したため、そこからは値幅調整が入りました。
ただ2013年12月ころまで月まで「好況期」であったため、相場は2013年12月まで切りあがりのレンジを形成しました。


次に2006年のパターンです。

2005年5月から「好況期」にはいり、2006年4月まで約1年間推移しました。
この1年間、相場は一気に上昇しましたが、そのあと短期的に「後退期」に入り、急激な値幅調整が入りました。
ただその後小さい景気調整を挟んで、2007年前半まで再び「好況期」となり、
結局約2年くらい景気の「好循環」は維持しました。

では現在から2021年の景気循環を予想してみましょう。
以上の展開を踏まえ、2021年の景気循環のパターンを予想してみました。

いずれにせよ、2021年は以下を意識する必要があります。
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(1)1年程度一気に相場が上昇した後は、調整相場になりやすい。

2021年は「強気レンジ」がメインシナリオ。
サブシナリオとしてバブル相場。

(2)景気の好循環=「回復期」+「好況期」は1.5年~2年程度継続する可能性が高い。
途中短期的に「後退期」を挟むこともよくある。

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では具体的な戦い方です!!
メインシナリオをベースにまずは考えていきます。

年に2回、大きな買い場が訪れる可能性が高いです。
(戦略1)中期的な投資
週足のスローストキャスティクスで25以下になるような場面では、中期的な玉を分割で仕込んでいきます。
このような場面が訪れず、バブル相場のように一方的に上がる相場になった場合は、現状持っている玉をひたすら維持するのみです。

玉はたくさん持たず、中長期的に持ちこたえられる量にしましょうね。

(戦略2)スウィングトレード
こちらも基本は年に2回の買い場を狙うのですが、少し大きな玉を扱うこともあり、逆張りと順張りを併用します。

例えば、以下のような考え方ができますね。(私の場合です。)
①基準線より下側では、売りヘッジを持ちながら、少しずつ買い玉を仕込む、とか、
②調整した後基準線を再び上回ったところで買いを仕掛ける、または①のヘッジを解消して買いを追加する。
仮にバブル相場になったとしても、基準線を割って戻す場面はあるはずなので、スウィングトレードの仕掛け時は何回か必ずありますよ。

(戦略3)リピートIF DONE
これはとにかく余裕を持った資金管理が最も重要です。

それだけできれば機械的に永久機関のように儲かります。

最低推奨資金は200万円で、GMO証券のCFD 1枚(1枚=先物miniの10分の1)ずつの売買です。
これで年間50~100万円くらい入ってきます。
(私の場合は資金を大きくして数倍でやっています。)
やり方は以前と同様です。
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①基準線より上側では100円刻みの買いリピートIFDONE
②基準線より下側では、150円または200円刻みの売り&買いダブルのリピートIF DONE
③調整後基準線を越えてきたら、買いを1~2枚追加する。
④売りが大きく踏まれたら、適宜買いの利益と相殺してポジション圧縮する。
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これらは日経平均に限らず、アメリカ株のトレーディングにも応用できる考え方です。
最後にとても重要なこと!!
・失敗はどんなに優れた人にもある。教訓を生かす。
・慢心、強欲こそが敵。謙虚に相場に向き合う。
・常に学び続ける。
本日の内容は以上です。
いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。

来年もどうぞよろしくお願いしますね~

keroinvestment at 21:39│Comments(0)